言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

wifiが使えなくなった日

 

先日、急に自宅のwifiがつながらなくなった。特に前兆もなく使えなくなったので驚いた。
通信障害を疑ったが、そういった情報は出ていなかった。wifiのアイコン自体はちゃんと表示されているし、何ならつながっているようにさえ見えたので、何かその先での障害が発生しているのではないかと疑ったのだ。
PCを起動すると、wifiのアイコンは出ているものの、インターネット接続がないと表示がされていた。当然、PCのインターネット回線は自宅のwifiを利用しているので、ここがダメだとつながらない。無線でダメなら有線にしてみるか、と思ったのだが、今のPCには有線LANのポートがない。よくよく考えたらPCを買い替えて以降一度も有線LANを使っていなかったのですっかり忘れていたのだが、どうせ使わないだろうしと外付けのLANポートを購入しなかったのである。使用できる機器がなくて空いているUSBのCタイプのところに差せるものを買っておけばよかったかもしれないと初めて思ったものだ。

そこで、まあとりあえず実験のためだからと古いPCを引っ張り出してきた。これなら有線LANでつなげるし、何なら無線のほうは機能がぶっ壊れていたのでずっと有線でつないでいた実績もある。
ところが古いPCでためしてもやっぱりwifiはつながらない。これは本当にルーターか、あるいはその先の契約している回線側で何か起こってるんじゃなかろうか、と思うようになった。

ちなみに、使っているiPhoneはキャリアと契約しているので、特に問題なく使用できる。契約上の月ごとの容量(G数)さえ越えなければ普通に使えるわけだ。もっとも、動画をずっと流したり、あるいはアプリのアップデートなんかをする場合は多くの通信が発生するので、そういったものをwifiを通さず行うのはちょっと抵抗がある。アプリ更新の場合はものによってはそもそもwifi環境でないとアップデートができないものもあったりして、思ったよりも生活をwifiに依存していることが図らずも露呈した。
PCが使えない時にキャリア契約しているiPhoneがあって本当によかったとつくづく思う。wifi一つ使えなくなっただけで何も調べられないのだから。インターネットの調子が悪くてそれを同じインターネットに調べに行くわけにはいかないわけで、別で回線契約しているiPhoneがあってくれて普通によかったと思う。15年前とかだったら家の回線が使えなくなったらそのまま方法もわからず途方に暮れたと思う。普通のことだとは思うけれど、どういう形であれ複数の回線があるというのは障害発生時ほど助かるものだ。


それよりも何よりも、wifi自体は1日経ったら使えるようになったからよかった。というかちょっとルーターの電源をオフにしてみて、しばらく置いておいてから再起動したら、どういうわけかちゃんとつながるようになったのである。不思議なものだ。よく考えてみたら、ルーターの電源なんてここ数年レベルで付けっぱなしだったかもしれない。定期的に消したりしたほうがいいんだろうか。

wifiが使えない生活。ルーターが反乱を起こした日。
そんな日もある。

wifiどころじゃなくて、全部の通信網自体が使えなくなってしまったら、その時の事は……あまり想像したくない。