言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

しいたけ栽培キットを買った

ほんの出来心でしいたけの栽培キットを注文した。Amazonで「しいたけ栽培」と打って一番最初に出てきたやつを見てみて、内容を一通り見て、「これ実際やってみないとわからないやつだな」と思いながら、まあ高いものでもないしやってみるか、とそのまま注文した。

本当に深い理由はない。Twitterかなんかで誰かが栽培しているのを、少し前に見たような記憶があって、なんとなくそれを思い出して急にやってみたくなったのだ。

もちろんしいたけ栽培の経験はない。何なら植物の栽培だって小学校の理科の時間とかで使っていたようなものくらい。稲を発芽させるところから学校でやって、それをバケツに移して夏休みは自宅へ持ち帰り(土と水なので当然重い)、稲が実ったあたりで夏休みが終わるのでまた学校へもっていく、みたいなそういうやつである。しかしながら、実った稲はネットで覆う等の対策もなくその辺に放置されたので、収穫以前に全部鳥に食べられてしまった。育てるだけ育てて特に食べられもせず収穫さえできないという体験だった。対策しないと本当に全滅するんだなというのは身をもって知った。低学年のころにやったトマト栽培とか、オクラ栽培とかはちゃんと育ったものを食べられたのに、落差がすごかった。

それでともかくしいたけである。しいたけ狩りというのはしたことがある。暗くて湿った部屋の中で、棚にずらりと並べられた菌床に山盛り生えているしいたけ。その中から好きなものを袋に詰めて、確かグラム単位で清算とかそんなシステムだったと思う。面白いけれどエンターテイメントとしては非常に地味である。

原木栽培のしいたけというのもあるけれど、これは非常に栽培の難易度が高そうな印象だ。見た目はまさに想像した通りのしいたけ栽培の構図なのだけれど、菌を埋め込んだり管理したりがなかなか玄人向けの作業のようである。菌床でこじんまりと試してみるのが家庭ではよさそうだ。

そういうわけで家庭でもできるような簡単な栽培キットを注文して、今日家に届いたわけだ。土曜日になったら始めてみようかなと思っている。そもそもちゃんと栽培ができるのか(というかそもそもちゃんとしいたけが生えてくるのか)わからないけれど、今はとりあえず収穫したものをどうやって食べるかを考えるようにしとこうかな、と思っている。

ようやく、リモートワークの環境が整いそうな目途が立ったので、家にいる時間が格段に長くなるだろうから、こういうのもいいんじゃないかな。