言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

時差出勤をした話

急遽、時差出勤が行われることになった。時差出勤とは通勤ラッシュの時間帯を避けて出勤することで、私の場合は今日11時に合わせて出勤するように要請があり、それに従った。1時間では着かないので9時45分くらいに家を出た。最寄駅までの道路はいつも通勤客がぞろぞろと歩いているのだけれど、今日はほとんどいない。さすがに10時前くらいになると通勤客は少ないということになるだろう。
ところがまあ、別の会社というか、世の中と言うべきか、時差通勤している人は案外に多いらしい。普段とあまり混雑具合は変わりないような、少ないような。わからないくらいである。
そもそも朝乗っている電車も最近さほど混雑していなくて、乗車率100%(椅子とつり革が全部埋まっている状態くらい)もないんじゃないかな、と思うくらいである。10時頃電車に乗ってみるとまあそれとさほど変わりがないように見えるのは、時差通勤している人や家で仕事をしている人が多くて、ついでに学生も(遊びに行くのは別にして)乗ってこないからだろう。
混雑回避のために時差通勤をする、ということならば、8時台でも混雑自体はさほどでもなくなっている。特に私の今利用している路線はもともと利用客でホームがパンクするような状況にないし、昨今の情勢でさらに人が減っている以上、時差通勤する意味はあんまり感じない。
私は11時出社だったが、別の人は7時半つまり前倒しの出社を試してみていた。しかし前倒しも特に普段と変わりなかったという。むしろ普段から苛烈極める満員列車に乗る人が「普段と変わりない」と言うということは、混雑を避けるという視点から見ても全くの失敗であるわけだ。混雑を避けたくて早く来たら結局混雑しているのだからしょうがない。どっちにしても、濃厚接触を避けるには他社との距離が1m以上は必要だともいうけれど、そこまで人のいない列車なんてないよね、という話でもある。なんじゃこら。

それなら家で仕事をすればいいじゃない、という話なのだけれど、これまた別の問題が発生している。3月末で部署異動が行われる人が数名いて、その人たちに対して在宅で勤務する環境を今から整える必要があるのか、という話と、その後4月から増える(異動してくる)人もいるわけで、その人たちにも環境を整えたとしてもいきなり在宅で引継ぎ等行えるのかという話である。
2月末、いやもっと前から在宅でできるように環境を整えていざというときに即座に切り替えられるようにしましょうね、という話があったので「なんで準備してないんだよ」ということでもあるけれど、今更それを言ってもどうにもならないんだけど、どうするつもりなのかな。上の人が決めるんだろうけれど、振り回されるのは面倒だな。