言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

通勤経路が変わった話

昨日から、出社先が変わった。オフィス移動が発生したのである。
とはいえオフィスを移動する時にはPC周辺機器くらいしか荷物がなかったので特に何事もなく、ほとんど身一つで移動しただけなので余裕があったものだった。むしろ移動時間として時間を確保していたので、ちょとだけいつもより早く帰ることさえできた。若干時間を取られたのは環境の設定くらいだろうか。有線LANを使うのは若干PC回りがごちゃっとするけれども、別に問題なく使えるので気にならない。そうでなくてもどうせ配線がいろいろあってごちゃごちゃしているからもう、多くは突き詰めないことにした。PCの裏側にまとめて放り込んで、とりあえず見ないふりをすることにしている。

ごちゃごちゃしているといえば、通勤経路である。
今までは1回乗り換えで行くことができていたのだけれども、この度少なくとも2回の乗り換えが発生することになった。ちなみに最短経路だと最大で4回、直通列車が来れば3回乗り換えという経路である。これはさすがに乗り換え回数が多すぎるし、ついでに乗り換え先路線はかなりの広範囲路線であるがゆえに遅延等の輸送障害も発生しやすい。いくら今の職場がその辺の遅延などに寛容であるとはいえ、満員の電車内で立ち往生したり、あるいは駅で入場制限を受けたりして待機したりであるとか、あまり快いものではない。できれば避けたいものである。
なので私は通勤経路としてやや割高ではあるが2回乗り換えで行ける経路を選択し、会社に申請した(定期代が出る)。乗り換え回数が減るのと、混雑具合と鑑みてこっちがいいです、と申請したら通ったので、晴れてその2回乗り換えルートで通勤をしている。

そういうわけで乗り換えの手間は2回で済んでいるのだけれども、どうもまだ乗り換えを行うときの経路に慣れていない。通勤経路になるまでは降りたことがなかった駅。乗り換え経路も、昨日は案内板を見ながらだったので、なんだかずいぶん時間がかかったように感じたものだ。
きっと慣れてくるとなんてことはないんだろうけれど、今は思い出せずまだ案内板を探して歩いている。なんだか初めての駅に降り立った、旅行中のような気持ちだ。残念ながら朝の通勤ラッシュで、そんな気持ちの良いものにはならないけれども。

ところで乗り換えの経路というのは、まあ多くの場合リハーサルなんてしないと思うので、机上の、あくまで乗り換え検索をベースに設定するものだと思う。となると、実際には通ったことのない経路で定期券を買って、初出勤の時に初めてその経路で移動するわけだ。ある意味ギャンブルである。本当はその経路についてリハーサルのような感じで実際に通勤してみる「べき」なんだろうけれど、まあ普通に別の方向に毎日通勤しているわけなんだからそれも難しいだろう。時間もなければその分のお金も出ない。
だからこそ、通勤経路の選択には時間をかけて選定を行うべきなんだろうけれど、それもまた業務中になかなかできるわけもなく。

初月の1か月分を買ったらあとはとりあえず1か月試して(耐えて)みて、そのあとで経路を変えるとか変えないとか、そういう話をするんだろうな。怒られそうだけど。

まあいいか。