言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

人の少ない日

5人チームで2人休み、そういう日もあるよね。そういう日もある。そういう日だった。
この間まで4人チームだったので、2人休んだら2人だけのチームに。ついでに残りの1人も打ち合わせに出かけてしまって私が1人残る、とか、そういうこともあった。さみしいものである。
仕事上支障はあまり出ないものの、例えば問い合わせを受けたときに対応する人員が純粋に少ないということはつまり、何か起こってしまうと非常に面倒くさいことになるわけである。
でもまあ、そういう時に限ってトラブルは発生するものだ。休んでいる人しかわからないことがある、なんてことはざらである。そういった場合はあきらめて翌日に回すか、それができない時は休んでいる本人に連絡して教えてもらうかしかないのだけれど申し訳ないのでできれば諦めたい。

だがまあ人が少ないというのは悪いことばかりではない。恒常的に人がいないわけではないので、翌日かその次の日くらいには戻って来るであろう。周りに人が少ないということで人口密度が下がり、変に部屋が暑くなったり息苦しくなることもない。実際狭くて窓のない会議室のような空間でずっと過ごしていると、暖房の表示する気温以上の体感気温になっていることが多い。それは純粋に部屋の広さに対して人が多すぎるからだろう。暖房は温めてくれるけれど、決して温度を感知して逆にちょうどいい温度になるまで涼しくしてくれるようなことはない。
温めたら温めっぱなし。後は我々人間が二酸化炭素なり窒素なり湿気なりをせっせと吐き出していって気温を上げていくのである。どうせ体温は36度なのだ。部屋が24度設定で汗ばむほど暑くなるのは我々の体温とそれによって生み出された空気のせいだ。まああとはついでにPCの排熱だとか。
エアコンというのだからその辺をもっとうまくコントロールしてもらいたいものだね、なんて言っていたけれど、結局人が集まって、窓のない、ドアしかついていない(その先も窓のない廊下でさらにその先のドアの向こうも窓のない密室のでどうにもならない)空間では、いかに換気ができているよと換気扇がぐるぐると回っていても気温は変わりはしないのだ。
人が少ないというだけで部屋の中は実に快適である。効きすぎもせず、寒くもなく。適温に上がったらそのままで、変に煮詰まったような空気にもならない。足を伸ばしても向かいの人は休みだからぶつからない(普段は伸ばさなくてもぶつかるのだけれどあれはなんだ)。
1日くらい、こんな日があってもいいよね。だから今日はもう仕事しなくてもいいよね。

え? 余計に仕事がある? そんなの聞いてない。休んだ人の分とかじゃなくて純粋に今降って湧いたような仕事だとか、勘弁してほしいね。