言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

台風、襲来

台風がまたやってきた。
今、窓の向こうではとんでもない量の雨が降り注いでいる。風も強くなってきた。おかげで窓の向こうの網戸がずれてしまっている。水滴だらけの窓からはよく見えないけれど、きっと多くの家でそうなっているんじゃないだろうか。
3連休初日。台風。猛烈。強烈。熾烈。

 

昔は台風というのは休日より平日に来てほしいものだった。そうすれば学校は休みになるし、家でダラダラ過ごせるし、最高だと思っていたからだ。休日に来るのは学校が休みにならないでもったいないと思っていた。

そうはいっても、台風のせいで学校が休みになったとしても、それはそれで困ったなんてことは2度ほどある。
1度は、テスト期間の最終日、それも金曜日に台風が来た時のことである。3日連続で、確か中間テストだったと思うけれども毎日テストがあったその最終日である。テストが終わればとりあえず重責(?)から解放されるわけで、その翌日の土日にはすでに遊びに行く予定を立てていたものだった。ところが金曜日に台風が直撃し他ことにより、休校になる。テストは月曜日に延期だ。土日はテスト後の解放された素敵な遊びの時間となることはなく、テスト直前の対策期間へとなり下がってしまったのだ。3日も連続で毎日3,4科目あるテスト勉強をするのは大変ではあるけれど、だからこそ土日が間に挟まったことによって「遊びの時間」が「テスト勉強の時間」へと変わってしまったのである。あの時はさすがに台風の直撃を呪ったものだった。
もう1度は、文化祭の最終日に直撃したことである。文化祭の最終日なんて一番楽しいはずなのに、繰り上げになった挙句後夜祭が中止になるという目にあった。なんて日だ。急いで撤収して明るいうちに帰って、それで結局強風だけで雨がほとんど降らなかったような記憶があるので(夕方に普通に屋外でプロ野球の試合があった)非常に煮え切らない思いをしたものだ。

しかしまあ、どんなに言っても休みになるということは安全面を考慮してのことである。学校もさぼらせたくて休みにしているわけではない。

社会人になってからは、台風は平日でも休日でもどちらに来ようと困るものになった。平日であれば来襲によりはやく帰れるようになったり、逆に午前休になったり、そういうことはあるけれど、じゃあその分の仕事はいつやるのか? という問題や、交通系統の乱れによって出退勤がそもそも大変であるという話もある。
休日は休日で貴重な休みに家に閉じ込められることになるわけで、用事がすべてキャンセルになってしまう。私も今日は遠方へ出かける予定があったがキャンセルである。仕方がない。電車が動かないんだから。

こうなったもう家にいて、ダラダラと過ごすしかないわけである。
事前に察知して台風の来ない遠方に避難しておくという手もあるが、台風の時に家を空けておくのはそれはそれで怖さがある。
電車も動かないし、もう家にいよう。何事もなく過ぎ去ってくれ。頼む。