言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

大晦日

年末、特に大晦日は色々な思い出があるけれど、私はなんだか大晦日に締め切りを設定してものを書いたりするような事が多く、「今年のうちに書き切らなきゃ」という気持ちでいる事が多かったように思える。たぶんそれはいいことなんだろう。

だいたいいつもこの時期というのは冬休み期間であるから、創作意欲が湧いてくるのだろう。私としては、いろいろイベントもあるし、環境が変化したりしたものが一区切り付いて、さあ振り返ってみようかな? となりやすい。だからクリスマス終わりくらいから書き始めて、今年のうちに終わらせたいというような意識が働くのだろうだから大晦日を締め切りに設定しがちなのである。今年の文章は今年までに。もっともらしく自分を納得させモチベーションを上げることも必要なことだ。

 

物事は締め切りがあったほうが捗るものだけれど、特に大晦日というのは効果が高いぎしてならない。今まで書いたものの中で、この時期に書いたものが一番良いものになる。それは何故なのだろう。

ちなみに、同じ長期休みのある夏、お盆はあまりこういったことはない。お盆は旅行に出かけているからそもそも何も書いたりしないというのもありそうだ。年末は出かけても、大晦日の夜なんかは大抵家に居るから、書きやすい。きっと理由の1つにはそう言うこともある。

あとはまあ年末になるとなにか今年のことを思い出してものを書きたくなるものだ。特にそういうつもりは意識になくても、しばしば総括的になる。今年は~とか来年は~とか、まあタイミングがいいというのもあるけれど、色々なことを思い出すのにこの時期が最適なのだろう。

やはり大晦日には色々な思い出がある。特別な思い出もたくさんある。年末はなにかと忙しくてあっという間に時間が過ぎていくけれど、ここでちょっと一息入れて、そうして新年を迎えるのである。

 

今年の大晦日に向けては特になにも書いてないので、強いて言うならまさにこの文章だけを書いている。だらだらと続いてきているけれど、元々、しばらく物を書くと言うことから離れていたからそのリハビリ目的で文飾を書く感覚を取り戻したいと始めたブログだった。いつのまにか随分と続いてしまって驚きである。こんなに習慣化するとは思わなかった。

いつかまた、大晦日に向かって物語を書いたりする日が来るのかもしれないけれど、それはまた別のお話になりそうだ。

かつてそうやって書いた物語を、同じように大晦日に向けて物語を書いた人と交換しあった事があった。その時間はとてもかけがえのないものであった事を今でも鮮明に覚えている。いつかまた同じ事が起こるとは思ってはいない。けれども、やっぱり何かを書くって面白い。いろんなアイデアや物語を思いついたとしても、それを作り上げて完結させていかないと意味が薄いから、だからこうして少しずつでも書き上げて積み重なっていけばいいんだろうな、と思っている。決してまとまっているような代物ではなかったとしても、だ。


今年は色々あった、来年はこんな事をしたい。抱負なりなんなりを述べて締めればいいんだろうけど、あいにくそういった高尚な言葉は思いつきそうにないので、まあ来年もきっとこんな感じで進んでいくんだろうな。

 


良いお年を。

また来年もよろしくお願いします。