言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

フットサルと運動不足

日頃からものすごい運動不足な私だが、先日なんと一緒にフットサルをやらないか? と誘われた。聞けば参加者は皆座り仕事を日々こなす面々であるということで、「これならちょうどいいのでは?」というわりと浅はかな思いでその誘いを快諾したわけである。

考えてみれば、私がフットサルをやるのは実にぶりであった。あのときも誘われて大会のような物で出場したわけだったが、やはりその頃から運動不足だった私はものの5分ですっかりバテてしまったという記憶がある。インドア系サークルのメンバーとしてフットサル大会に出場したというだけですごい話だが、相手は運動部……と言っていいのかよくわからない釣りの専門のサークルだったわけで、そう途方もない話ではなかった。だがほぼ全員のメンバーが開始5分で戦力外になったことも手伝って試合はわりと普通に2点くらい取られて負けたのを覚えている。

フットサルはそんなわけで、すぐ疲れるものだというのは分かっていた。でもまあ、それくらいは運動にはつきものである。翌日以降の筋肉痛だって、動けないほどのものではないだろう。だからもう、当日の私はそれはそれは馬鹿みたいに全力で運動してしまった。

過去から何も学ばない。あまりに愚かである。

それでまあ、すぐにバテるのは想定内であったが、呼吸が苦しくなるのは本当に想定外だった。走りすぎて足が疲れるとか以前に、息が上がってしまって戻ってこれない。その日がものすごく寒かったということも手伝って、大汗をかいているのに、同時に喉の奥に痰が絡まってしまっているような違和感を覚え、あっという間に息が上がったのも手伝って呼吸が苦しくなる。
完全なオーバーワークであるが、まさか肺活量とかそっちの方が影響して先にダメになるとは思ってもいなかった。
あっという間に戦力外である。

人工芝が濡れていたのでやたら足もとが滑るし、疲れて足がもつれるのでただでさえ不器用な私がすっかりお荷物である。ついでに相手は知らない人たちだらけだし、全員年上だったからラフプレーをするわけにもいかず守備すらもどうにもならない。真っ直ぐ走るのだけは普通に速くできるので、ドフリーでボールをもらった人を抜き去って驚かすくらいしか後半はやっていなかった。追いつくとかじゃなくて抜き去るだけである。だって止まろうとすると滑るし、ボールを取りに行くと勢い余って危険タックルになりかねなかったから。

ちなみに翌日からちゃんと筋肉痛はやってきたのだが、なぜか足よりも腕が痛い。フットサルだし、腕は使った覚えがないのになぜか腕がかなりの筋肉痛である。何をして筋肉痛になったのか。全く覚えがないのである意味これはこれで恐ろしい話であるが、何度か派手に転がったからそれがいけなかったんだろうな。足は旅行とかでも使うのでまあまあ丈夫だが、腕は本当に貧弱なものである。ライブでサイリウムを振りまわした翌日は筋肉痛である。そういうものだ。
そういうものなのだ。

何もしないと本当に衰えて行くんだな、という恐ろしくも哀しい話である。以上。