言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ビワを全然見ないと思っていたら不作だった


今季全然ビワを見かけなくて、見かけないままに旬の時期が終わりかけている。正直まだ今年一度もビワを食べていない。スーパーでようやくちょっと見かけるようになってきたが、本来ビワの旬は5月から6月だ。謎の農産物仕入れルートを持っている近所のコンビニでも、サクランボは見るがビワは見ない。今年は全然ないようだ。
それもそのはず、今年のビワは記録的な不作に見舞われている。1月末あたりの大寒波により、ハウス栽培以外のビワが買い鉄的な被害に遭ってしまったようだ。おかげで、長崎や高知、静岡といった産地ではまったくもってビワが収穫できないらしい。千葉に関してはどうも通常通りのような記事が出ていたので、それだけがようやく出回っているといった状況だろうか。

何にせよ残念な話だ。
味として割と尖ったところのない果物なので好みは分かれるところがありそうだが、私の好きな果物の一つだ。季節的にも限られているので多少高くても買いたいと思うが、さすがに6個で700円台とかでは手が出ない。だいたい待っていれば多少値下がりしたり、特売になったりするのだけれど、今年は特売どころか全然店頭で見かけないうちに売り場をサクランボと桃が占めるようになってしまった。もう7月になるわけで、このまま今期はビワを食べることができないまま過ぎてしまうのだろうか。

まあ買えばいいんだけどさ、高くても。元々高級路線な果物ではあるのだ。近年ずっと高い果物ではある。台風被害などもあって不作の年が多く、正直目いっぱいビワを食べた年というのはふるさと納税で箱ごと家にビワが届いたときだけである。その年だって不作で1箇所キャンセルになって、仕方なく別の都市に(確か長崎にしたんだと思う)変更して届けてもらったくらいだ。
もしかして、ビワってずっと不作なんだろうか。全国的に豊作傾向というのは近年聞いた覚えがない。まあ千葉県の農産物生育情報(https://www.pref.chiba.lg.jp/seisan/seiiku/index.html)なんてのは、今回初めて見たわけだからあくまでイメージだけなんだけども。

ビワが食べられない代わりに、今年はもうサクランボを食べている。サクランボが豊作かどうかは調べていないのでわからないが、それなりに買える値段になってきたのでまあ大丈夫なんだろう。
スーパーで買うよりもなぜか謎の農産物仕入れルートを持っているコンビニで買う方が100円くらい安いということもあってそこで買ったりしているが、普通に美味しくて安心した。若干色が薄くて大丈夫か心配したけれど、たぶんそういう品種なんだろう。
サクランボ狩りをしてみたい、みたいな話もあったけれどさすがに今年はどうだろう、今からだと厳しいだろうか。ちょっと調べてみたいところだ。
ビワにもビワ狩りというものが一応存在しているようだが、調べたら2,500円くらいかかるらしい。高いんだか安いんだかわからないが、経験上ビワは普通に食べても5,6個食べるとさすがに満足してくるのでちょっと厳しいかもしれない。まあ全然試してみたいところではあるのだけれど、いちごやサクランボと違って同行者がいるかどうか微妙なところだ。ビワが好きという話は知り合いの中ではあまり聞いたことがない。房総に行ってビワのお土産を買ったりビワソフトを食べたりすることはあれど、ビワ狩りまで行くとどうだろう? 何にせよ今年は旬も終わって大不作という事だったので、来年、覚えていたら一緒に行きたい人募集。

ビワ狩りと同じページに乗っていた食用ナバナ摘み(350円~550円)みたいなさらにマニアックなものも若干気になるけれど、しいたけ狩りとかと同じで果物じゃなくなると急に価格設定がお得になって面白いもんだ。