言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

日帰り名古屋② 手羽先


日帰り愛知の昼間は三河安城で北京飯だったが、夜は手羽先を食べた。

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夜、だいたい20時くらいにイベントが終わって、乗車予定の新幹線が21時50分という何とも言えないスケジュールの中、手羽先が食べたくなって店を探すことになった。
名古屋の手羽先の店に対して特別なこだわりがあるわけではないのだが、なぜか私は風来坊にしか行ったことがない。山ちゃんとかもあるはずなのに、なぜか完全に風来坊である。別にえり好みしているとかではないのだけれど、どうも山ちゃんは縁がない様子である。
三河安城の新幹線側の駅舎に山ちゃんの店舗があるのを見たりしたが、北京飯の予定だったのでスルー。この日の夜も最初は山ちゃんへ向かっていたが、満席で入店できずと、どうも縁がないのだ。山ちゃんプデュースの手羽先のお菓子とかは食べたことがあるのに不思議なものである。今度ちゃんと入ってみたいものだけれど、実際どういう系統の味なのかなどはよく知らない。名古屋の人に聞くと大抵風来坊をお勧めされる。

そういうわけでいくつか探したあげく、この日も結局風来坊に落ち着いた。

名古屋の駅からまあまあ近い、豊田センチュリービルの地下にある店舗だった。賑わっていたけれど運よくすっと入店出来たが、普段は他の店舗同様なかなかスムーズには入店できないらしい。この日は20時過ぎだったので、地下街の店舗がほとんど閉まっている時間だったというのも影響はありそうだ。明らかに店の回り以外は静かでがらんとしていた。
名古屋駅の夜は早い。栄などの繁華街に比べても店が閉まるのが早い気がする。昔に比べたら名古屋駅近辺も夜まで空いている店が増えたそうだが、それでもやはり土曜の夜に地下街のシャッターが完全に降り切って人通りもまばらなのを見ると不思議な感じがする。地上の繁華街は人が居るのを見るに、名駅やその地下街には夜は行かないという事なんだろうか。

まあでもおかげでやや穴場のようになっていた風来坊の店舗に入ることができてよかった。
早速手羽先を頼む。2人で行ったので2人前。手羽先唐揚げの1人前適正量というのは毎度悩むが、時間さえあればもっとたくさん食べられるのは間違いない。メニューが豊富なのでいろいろ頼みたくなるが、適当にいろいろつまみつつもやっぱり手羽先をたくさん頼むのがいいんだろうな、と思う。やっぱり手羽先が美味しい。熱いうちにあっという間に食べられてしまう。
丁寧な食べ方のレクチャーなどもあるが、全部スルーして適当にかぶりついて食べた。正直それでも全然普通に食べられる。軟骨部分も食べられる箇所が多いので、適当に咀嚼してしまえば大丈夫だったりもする。お行儀は良くないけれど、雑多に楽しく食べるには丁度いい。
手羽先のほかに、手羽元も食べた。手羽先は細い骨が2本の部位で、手羽元は太い骨が1本の、見慣れたチキンの形をしたそれである。手羽先よりも肉の部分が多くてまた違った味わいで良かった。手羽先と手羽元との食べ比べのような形になったが、違った良さがあって面白かった。

時間があればゆったりと食べられたが、この日は1時間ちょっとくらいしか余裕がなく、慌ただしく食べたような形になってしまったのが残念だった。でも逆にそんな短い時間で手羽先を食べて帰れたのはラッキーだったとも言えそうだ。まああれかな、事前に段取りをしていれば、というところだけれど、持ち帰り用に手羽先を頼んで置いたら新幹線の中でも延長戦ができたかもなとは後で思ったり。店舗では頼んだことがないけれど、近鉄名古屋駅なんかではホームで手羽先を売っているくらいだし、同じことを新幹線でもできるだろう。まあ手がベタベタになるから注意して食べないといけないんだけどさ、どこだろうと。

まあでも昼から愛知入りする日帰り予定で、北京飯・手羽先と楽しめたのだから贅沢は言わないでおこう。ついでにおやつにシロノワールを食べたりしているわけだし。
また、食べに行こう。

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