言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

外で食べる軽食


GW、屋外で酒を飲む機会があった。あったというか、なんとなく成り行きでそういうことになった。


富山の高岡というところに行っていたのだけれど、ちょうど昼ご飯を食べ損ねてしまっていた。本当は駅前で昼ご飯を食べてから遠征しようと思っていたのだけれど、12:15から駅前を封鎖して祭りをやる、ということで、乗ろうとしていた路面電車の電停が1区間分使えなくなるという情報を得たのである。まあそれならさっさと移動してしまって、着いた先で昼食を摂ることに変更をした。

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だが着いた先(新湊の観光用の市場のあたり)がこれまたわけわからないくらいの混雑で、しかも何か音楽が聞こえると思ったら近所で野外フェスを開催中だった。GWだから多少混んでいるだろうとは思ったが、まさかフェスだとは。驚きである。地元のお祭りステージに何か呼ばれているとかそういうのではなくてしっかりとしたフェスだったので、まあそりゃあ混んでいるだろうな、と納得せざるを得なかった。
まあ全然、そういう雰囲気は嫌いではない。会場から300mくらい離れた場所にいたけれど、野外フェスというのはずいぶん遠くまで音が聞こえるもんだな、と悠長に構えている余裕があった。しかも、ちょうど「THE CHERRY COKE$」というたまたま曲を聞いたことがあるバンドが演奏中だったので、ちょっとラッキーですらあった。なんで聞いたことある曲が聞こえてくるんだろうと思っていたら生演奏だったわけである。

まあただその時点でだいたい12時50分くらいと、食事処はかなりの行列ができている時間帯だった。なのでもう店に入るのは諦めて、適当に何かテイクアウトして外で食べることにした。
ホットスナックの類が全部売り切れており、まあいいか、とイイダコの乗ったタコ飯を購入する。でもそれだけだと寂しかったので、ついでにビールを買った。野外飲酒というわけである。一人で小さなパックのご飯とビールを持ってうろついている点ではやや不審者感もあったが許してほしい。いい天気だったので、外で適当に座って食べるのもいいな、と場所を探していたのだ。堤防の方は立ち入り禁止だったので断念して、適当に砂地の端っこのコンクリートブロックに腰を下ろして食事をした。

 

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ほんの軽食ということにはなるが、いい天気の空の下でこういうのも悪くない。暑すぎず寒くもなく、花粉の影響もほとんどない、これくらいの点気がいいよな、と思いながらのんびり過ごした。
ただこれだけでは足りなかったので、さらに何かないか探しに行くことにした。フェスをやっているということは、当然飲食エリアもあるはずだ、と。私はフェスの会場へ近づいて何かないか探すことにした。そうしたら、会場入り口を超えた反対側の公園側が全面的に飲食エリアになっていた。有料エリアではなく、一般開放された場所にあった。フェスってのはそういうもんなんだろうか。大規模な野外フェスみたいなものに参加したことがないのでよくわからないが、そういうものなのかもしれない、普通。
しかしやっぱり13時過ぎという時間もあってどこの店も大行列である。いろいろ美味しそうなものは並んでいるけれど、どれくらい待つかもわからないので、適当に一番空いている屋台を探してたこ焼きを買って食べた。なぜか誰も並んでいなかったけれど、どうもみんな唐揚げを食べたかったらしい。唐揚げとたこ焼きの屋台で、唐揚げはもう完全に売り切れてしまっていた。まあ13時過ぎだと粉物はもうお腹に入らないのかもしれない。しかし私には好都合だった。ちょうどまだお腹が空いていたので、並ばずに帰るたこ焼きはラッキーだった。もう先ほどのビールを飲み切ってしまっていたのは惜しいことをした感じがあったけれど、新たに買うほどでもなくてまあいいかとたこ焼きだけを食べた。海沿いが階段状になっていたのでそこに腰を下ろして海と大きな橋を見ながらたこ焼きを食べた。これもまた悪くない気分だった。

天気のいい日に外で何か食べるのも悪くない気分だった。
まあ欲を言えば一人じゃなくて誰かと一緒の方がこういう場合はいいんだろうなと思うけれど、まあそこまでに気にはならないからいいか。

適当に旅行をしているとこういうことはある。

 

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