言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ダイヤ改正と通勤


ダイヤ改正があり、いつも出勤で使っていた電車が時刻表から消滅してしまった。

乗り換え2回で1時間以上かかるという微妙に遠い場所へ出勤しているので、乗る電車が1本変わると結構な影響がある。乗り換えがなければその電車の着時刻だけを気にしていればいいわけだが、乗り換えが絡むとその先の電車のことも考えたりしなくてはならなくて、結果余計な時間を使うことになったりするわけだ。
私の場合、改正の結果ちょうどいい時間の電車がなくなり、同じような時間に到着するには1回分乗り換えが増えるという検索結果が出てしまった。乗り換えが増えるということは単純に通勤時間が長くなるということである。平常時はいいが、悪天候や事故・故障発生などの際の影響が大きくなるのでやはり良い話ではない。減らせる乗り換えは減らしておかないと、何かあった時にすぐに破綻してしまう。
何かというのは列車側の要因だけではない。例えば私のお腹とか。朝電車に乗っておる時にお腹が痛くなるなんてことは日常茶飯事である。どうしても途中下車をしてトイレに駆け込まないと社会的に死んでしまう、なんてシチュエーションは山ほど経験してきた。なので、家から会社までのだいたいの駅構内のトイレの場所などは把握済だ。どこで降りたほうがいい、降りないほうがいい、というのは割とわかっている。そして場所や設備的な話に加えて、大事なのは時間である。どこでなら1,2本電車を落としても間に合うのか、リカバリ可能なのか、ということを考えなくてはならない。「我慢して会社まで行く」というのが一番ではあるが、それができるならば途中下車などしない。

家の最寄駅から最初の乗り換え駅までが最速で30分。ただこの「最速で」というのが結構ミソで、これは本当に再速達列車のためこの電車に乗れなかった場合はほぼ間違いなく遅刻である。なので、これを利用しているときはできるだけ途中下車をしないように我慢を重ねる努力が必要になる。それより前の準速達くらいの列車は、後ろに控える再速達列車に間に合いさえすれば大丈夫なので比較的気持ちとしては余裕がある。そうしてとりあえず一度乗り換えてしまえば割と高頻度運転な路線なので1,2本列車を遅くしても間に合うので一安心だが、今度は駅によってトイレの綺麗さにだいぶ差があるので気を付ける余裕があれば気を付ける、みたいな別の攻防が始まったりもする。……などということを考えて私は乗る列車を決めているわけである。わからない人にはわからない感覚だと思うが、朝はこうして戦っていることが多い。
なので、ダイヤが変わった直後というのはそのあたりの感覚がズレるので一苦労である。どの列車に乗っていくのが最適なのかということがわからないので、結果、気持ち早めの列車を選択して安全策を取るほかない。
朝はいつもよりも10分くらい早く出るようにしているが、いつまで続けられるか若干不安だ。朝10分早く出るようにするというのは頭で考えるよりも難しい。いつか寝坊して間に合わなくなりそうな予感がしている。まあ在宅勤務に切り替えできるような日ならそれで良かったりもするけれど……それは最終手段かな。体調不良の日に取っておきたい気もする。

一度牡蠣に当たった時は出勤どころじゃなくなったので家に帰ったりしたが、それ以外は一度腹痛途中下車の日があったくらいでとりあえず今のところは何とかなっている。今の通勤は時間がかかる割には結構座れることもあってそれで助かっている面もあるだろう。やっぱり経っているより座っているほうが楽だし腹痛に耐えやすくなる感じがする。ダイヤ改正で今の私が使っている路線を利用する人がちょっと減ったのかもしれないから、それは良かったのかもしれない。
まあでも本番は来月からだろう。特に4月の頭がどうしても電車は混雑する。通学や出勤で使う人が多いのは4月からだろうし、今はちょうど少ない時期なのかもしれない。4月からものすごく混雑したりしたらどうしようかな。
私の仕事のチームも4月から増員されることになっているし、そういう季節だよな。

ところでその増員のせいもあって、会社における私の座席というのはどうも消滅するらしい。平常時はきっと2席を6人で曜日ごとに使いまわす(席がない日は在宅勤務)ということになりそうなのだけれど、問題は4月の最初の週。異動即在宅というわけにもいかないし、最初の週だけはみんな出勤してきたほうが……なんて考えているけれど、どう考えても座席が足りない。
昨年夏に座席がなさ過ぎて椅子無しで仕事をさせられたことがあったが、あれをまたやるとしてら本当に嫌だな。
せめて会社との通勤くらいは楽をしたいものだ。