言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

現実逃避したいような、そうでもないような


世の中的には昨日までがお盆ということだったらしい。
京都では3年ぶりに五山送り火が実施されたようで、テレビでも中継があったようだ。お盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す伝統行事である。最近じゃ花火大会などもすっかり普通にテレビ中継するようになったが、こうした行事もテレビで流れる時代のようだ。かじりつくようにして見るかと言われればそんなことはないが、なんとなく流し見するような形で確認したりはしたくなるものだ。

もっとも、昨日に関してはテレビで集計されていたという事実を知ったのは五山送り火がとうに終わった夜中の事であった。YouTubeでまだライブ配信している、と思って見てみたらガッツリと「リプレイ」と書かれていてちょっと脱力した。まあどうせアーカイブか何かでチラ見したいなくらいに思っていたわけだから、同じ映像を見ることにはなったのだと思う。何時まで火がついているのか知らないが、京都に居ればまだ見られたのやもしれない。

まあそんなものは夢の世界である。
私がそもそもこの行事を目撃できなかったのは、月曜から普通に仕事をしていたからだ。さらに言えば、月曜からみっちり残業をしていたからだ。今月は8日だけが有給で、あとは暦通りである。11日も15日も、当然昨日も仕事をしていた。まあそのこと自体には不満はない。一応夏季休暇として4日有給とは別に休める権利は保持しているので、9月とかに分けて取得をしていけばいいわけである。
どちらかと言えば、仕事が忙しくて夜になっても退勤できないという、その事実の方が困っている。
在宅で仕事をしているのだけれど、朝の9時から仕事を始めて、昼休憩の1時間を除いて23時近くまでPCの前から離れられないというのはさすがにどうかしていると思う。月曜は21時半くらいで適当に切り上げた(とはいえ11時間勤務ではある)が、昨日はなんだか知らないが23時近くまで仕事だった。通勤時間がないのが不幸中の幸いともいえるが、通勤時間がないので際限なく仕事ができてしまうという欠点もある。したくてしているわけではないが、盆とか関係なく夜中まで仕事をして他の事が一切何も、昼以外の食事の準備すらままならないというのはかなり冷静になって振り返ってみれば馬鹿らしい話だ。
とはいえまあ、こんなところに書いているうちはまだ元気……なほうだと思う。潜在的なストレスとかじゃなくて明らかに目の前に顕現しているストレスであるだけに何とも言えないところはあるが、ちょいちょいキレつつも何とか人の形は保っていられるのが在宅勤務の良い所である。対面だったら私の露骨な嫌な顔を存分にご披露する羽目になるわけで、喧嘩にでもなるんじゃないだろうか。まあ疲れてそれどころではない気もするが。

まあそんなわけで私のお盆休みは土日と祝日だけであった。お盆休みというか、普通にお休みというだけであった。忙しくなければ適当に11日とかを休みにしたりもするわけだが、半ば無理やり休んだ8日(先週の月曜日)などはその後の仕事にそれなりの影響を残したし、そうでなくても忙しいのにトラブルが重なって昨日は夜まで働いていたわけで、今後もスケジュール的にどうなっていくのかは一向に読めないものだ。
今のところ明るい見通しはない。来月無理やり1日分突っ込んだ休暇が果たしてどんな影響を与えてくることになるのか今から怖いくらいだ。
本当だったら夏季休暇の代わりとして金曜と月曜を休みにして4連休! とするのがいつものパターンなのだけれど、さすがにそれを無言でぶち込むのは怖すぎてやらなかった。まあ入れたら入れたで休み取得を拒否されることはないだろうけれど、嫌な顔はされるだろうな。まあ在宅勤務なので顔は見えないから良いのかもしれない。声で嫌なのは伝わるけれど。

もう本当にどうにもならなくて何かぷっつり切れてしまったら4連休なんか作ってしまうかも。1日13時間とか働くのが続いたら間違いなく関係各所にキレ散らかして休むと思う。


まあでも昨日、「とんでもないところに来てしまったと思っているかもしれないけれど、本当はこんなに忙しいはずじゃなくてもう少しゆったり引継ぎとかして仕事してもらう予定だったんだけどね」みたいなことを言われた時は、なんだか無性に腹が立ったけどね。どうしてそうじゃないんだ、どうしてこうなってるんだ、って。

私が急に温泉宿に5連泊位し始めたら、こいつなんかキレたんだな、と思って貰えればいいと思う。
今月の残業代、すごそうだし。