言葉のリハビリ場

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外付けのドライブが壊れたっぽい

 

長年愛用してきた、USB接続タイプの外付け光学ドライブが壊れてしまった。ボタンを押してもトレイが開かないのである。電源は入るようなのだけれど、何も取り込むことができない。いろいろ試してみて、最終的に針金で開閉ボタン横の穴から強制イジェクト(排出)操作を行って開いたら動くようにはなったが、動きが普段と違ってゆっくりでおかしいのでこれはもういよいよ壊れかけているなという結論に至った。騙し騙しなら使えるかもしれないが、CD取り込みなんかで「いつ止まるかわからない」というのはちょっと厳しい。
さほど出番の多い機器ではないけれど、使いたいときに使えないというのはちょっと面倒だ。

最近のノートPCにはCDなどを入れる光学ドライブが付いていない。音楽にしても映像にしても、配信サービスが充実していることもあって、なかなか使う機会が少ないからだろう。需要が減っているということ以外にも、PCと一体化しているドライブはめちゃくちゃ壊れやすい印象があるからそのせいというのもありそうなところだ。
私の個人用PCも先代のものまではドライブが一緒になっているものだったが、割と早い段階で開閉ボタンを押しても動かなくなってしまった。PC自体は結構長いこと(7,8年くらい?)使っていたけれど、ドライブは最初の2年くらいしかまともに使った記憶がない。それ以降は外付けのドライブを購入して、必要に応じて使うようにしている。

私の場合、ドライブを一番よく使う機会は、CDから音楽を取り込むときである。これは正直ここ10年どころかPCを持つようになってからずっと変わらないと思う。CDを直接聞く機会というのは私にとっては初めからほとんどなかった。好きな音楽を聴くようになってからiPodを買ってもらうまでの数か月くらいは一生懸命CDで聞いていたこともあったが、iPodを使うようになってからCDの出番は最初の取り込みしかほとんどなくなった。
iTunesのライブラリに積み重ねていく再生回数を見るのが好きなので、余計に別媒体経由で音楽を聴くようなことは少なくなった。
スピーカー付きのCDプレーヤーの出番はなくなり、PCの光学プレーヤーの出番が増えた。購入したCDだけではなくて、TSUTAYAなどでCDをレンタルしてくることもよくあった。地元駅ではなく隣駅のTSUTAYAがどうもフランチャイズ店舗だったらしく、通常の半額でCDをレンタルできたので、わざわざ一駅分歩いてよく借りに行った。「当日返却」は翌日の12時までに返却すればよいということだったので、土曜日に借りて日曜の朝に返却しに行くなんてこともよくあった。

ここ数年は、音楽もダウンロード版を購入することが増えたのでCDを購入するような機会は間違いなく減った。TSUTAYAでもCDをレンタルしなくなって久しい。店も全然見なくなった。
音楽データは一度取り込んでしまえば、後はそれを移してしまえば別PCでも使用できる。店に行ってレンタルする金額と、適当に家からDL販売されている曲を購入する金額との差がなければ、後者で別に良いわけである。
ただまあ、すべての曲をDL購入しているわけではない。配信されていない曲というのもあるし、あとはCDに特典が付いてくることも結構ある。そういった商売の是非は置いておくとしても、楽しむうえでまだまだCDからの音楽の取り込みという需要は私の中にはあるわけである。
月に1度登場するかどうか位の頻度ではあるが、PCにつながる光学ドライブというのはまだまだ必要な存在だ。


CDに関してはまだまだ必要な存在であるのだけれど、それ以外は……と考えると、どうも最近全然CD以外の用途では使っていないことに気が付いた。
昔はCDだけじゃなくて、結構DVDとかもレンタルしていたものだ。私はそれをよくPCで見ていた。今はそれは完全に映像配信サービスにとって代わっている。TV放送されたものも、本放送から1週間程度はYouTubeなどで無料公開される例も多い。本当に欲しいものだけをBDで購入することが多いから、音楽以外では家にある限られた数のBDを鑑賞する際にしかドライブは出番がない。
ただまあBDに関しては、今TVで見られるように整えてしまった(安いTV用の再生機を買った)ので、いよいよもってPCで見る必要はなくなっている。CD/DVD用のドライブは結構安価だけれど、PC用のBD再生機器というのは異様なほどに高価だ。昔、5千円もしないくらいで買えたはずのCD/DVD/BD兼用のディスクだけれど、今同じメーカーのものを買おうとしたら倍くらいの値が付けられていてびっくりした。今壊れかけているドライブの後継機を購入するというだけであれば、もはやBD再生機能付きのものである必要はないんじゃないかと思い始めている。
高価な理由ははっきりしている。BD用の再生ソフトが付属してくるからだ。BDは容易にデータをコピーできないように、PCでは専用の再生ソフトを必要とする。フリーソフトでもどうにかできるのだけれど、まあほんと色々面倒なのだ。それを確実にケアしようと思ったらば、有料のソフトの方が安全でわかりやすい(使い易いかどうかはまた別の話)ので、今時のBD対応のPC要ドライブにはそういったソフトがくっついてくるのだ。だから高い。面倒くさい。

なのでまあとりあえずBDは安いTV用の再生機器に任せることにして、PCはもうCDに対応していればよいということに割り切ることにした。2200円なら全然悪くないと思う。メーカーも変わらないから使い勝手もたぶん同じだろうし、見た目もほとんど変わらない。USBケーブルを2本使う仕様は面倒だけれど、同じハブから2本つないでも問題なく使える仕様が変わってさえいな変えれば全然いい(正直1本でも給電的には問題ないんだろうけれど、安定させたいから結局繋いでいる)。
やっぱドライブ、それも開閉部分ってのは壊れやすいようだし、またこれで数年持ってくれればそれでいいかな。