言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています


今年の桜の開花宣言は例年よりもだいぶ早かった。そのおかげで、街中で見かける桜の開花がずいぶんと進んでいるように思える。
特に、日当たりのいい箇所の桜はもう今週末にはすっかり満開になるのではないだろうかと思えるほどだ。……というかたぶん、今日天気が良かったし満開になったようなところもあるんじゃないだろうか。昨日の祝日に一足早く花見をした人もいたのではないだろうか。私も昨日外を歩いていて、もう7,8分咲きになっている桜をいくらか見た。花見の定番になるような公園などには足を運ばなかったけれど、きっと桜の木の下で宴会をしている人もいたんだろう。それくらいにはいい天気だった。
場所によってだいぶムラはあるものの、全般的に今年は結構桜が咲ききるのが早いと思う。実際過去最速の開花宣言だとかそういうのをニュースで見た。
ついこの間3月になったばかりのような気がしていたが、いつの間にか桜が咲く季節である。でもまだ3月の20日過ぎだ。少しばかり早めの春の訪れである。いつも4月の頭でようやく満開から散りかけくらいのイメージが強いが、はたして今年はそこまで持つだろうか。
桜と言えば世の中の入学式シーズンあたりにちょうど散りかけているようなイメージがある。桜がないのはちょっとした寂しさがあるので、上手く持ってくれた方がいいんじゃないかな、なんて思う。もちろん年によっていろいろだけれど、だいたい入学と桜というのはセットだ。大雨が降らなければ思いのほか持つイメージではあるが、今年はどうだろう。まあもっとも、小学生とかだと4月の最初の週には入学式をしないだろうから、さすがにそこまでは無理だろうな。

桜の開花が早いということは今月ずいぶん暖かい日が多いという事でもある。いつもの3月に比べて暖房を使う日がだいぶ少ないような気がしていた。電気代高騰中のためありがたいことだ。
まあ温かくてついでに風がある日は花粉が良く飛散するので気持ち的には複雑だが、寒いよりは暖かいほうが春が近くていい感じがする。今年の冬はそこまで寒い日が多くなかったので「我慢」のイメージは特にないのだけれど、それでも暖かくなってくるといろいろこわばっていたものが解放されるような、そんな気がしてならない。花粉真っ盛りのためマスクを外してどうこうというのは全く考えていないが、もう少し待てば外出してもくしゃみが出たり目がかゆくなったりしない季節が来るのだと思うととても嬉しく思う。ああ、そろそろ薬が切れるから週末に耳鼻科に行かないと……なんて思うのもあと2回くらいかな。

駅から家に帰る時に庭の広い大きな家があるのだけれど、その庭には大きな桜の木が植わっている。日当たりがいいので今年もすっかり満開に近い状態だ。
家に桜の木があるなんて羨ましいな、なんて例年思うけれど、今年もあそこで花見を開催したりするんだろうか少し気になるところである。家で花見なんて素敵だと思う。
我が家も見ようと思えば家からでも桜の木が見えないでもない。かなり遠いけれどもまあ一応確認はできるくらいの程度。それを見ながら花見と言い張るのは……ちょっと、いやだいぶ厳しいかな。それに、家からよく見える桜の木は八重桜だからそもそも見頃はまだまだ先である。
まあいいんだ、家から出て花見をすればいいのだ。翌日が休みであれば多少花粉がつらくても何とかなる。たぶん。頑張れないこともない。だって桜、見たいもんな。

桜の木の下で宴会をしなくとも、桜並木を散歩してまず春っぽい気分を味わいたいものだ。週末ちょっと出かけたときにでも桜並木を通過しないだろうか。あるいは用事のない日に散歩ついでに桜並木を探しに行ってもいいかもしれない。