言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

冬至(今年は明日)

今年もあっという間に冬至である。道理で寒いわけだ。
いよいよ冬至が来ると、12月も後半である。それは同時にいよいよ年末だな、ということでもある。1年間があっという間に過ぎていくな、と毎年この時期になるとしみじみ思う。
去年は一応途中からコロナだったけれど、今年は丸々コロナである。そう考えると結構長いものだ。特に緊急事態宣言やそれに類するものが前半ずっと出ていたような印象があって、すっかり夜まで外で飲み会をする、みたいなことをしなくなってしまった。別に高頻度で飲み歩いていたわけではないのでそのあたりのダメージはなかったけれど、いろいろな都合で夜中にならないと食事をとれそうにないときに選択肢がかなり少なくて困った、ということは去年よりも今年の方が多くあったと思う。
未だに営業時間については自粛中のものを引きずっているところもあって、前はもっと遅くまでやっていたよなという店の営業時間が微妙に時短のまま定着している、ということがあるなという印象だ。おかげで本当は元に戻っていてもこちらが変に疑っているような、そんな節もある。疑心暗鬼。狙って出かけて行って店が休みとか営業終了とかはダメージが大きいのでやりたくない。

まあでも今年も結局忘年会は開催されないのであまり関係はないかもしれない。小さい個人単位での飲み会などはちらほらとあるけれど、会社などの大きな公の場の会は基本的に開催されないできている。年末恒例の、なんて枕詞は去年も今年も聞かなくなった。
別の会社では忘年会を開催したという話は聞くので結局そのあたりの判断は会社ごとになるわけだろうけれど、まだまだ大っぴらにそれを喧伝するようなことは行われていない印象だ。
人出が増えているとはいえ、まだまだかなり偏りはあるようで、相変わらず人のいるところにはいるし、いないところにはいな、という感じになっている。先日もイルミネーションを見に行ったらそこだけ人が集まっていて大渋滞を起こしていたりして、でもちょっとそこから外れた店に入ろうとしたら全然普通に入れたりだとか、本当なんでも極端だ。

しかしまあ冬至にしても夏至にしても、極端な季節というのはあっという間に過ぎていくものだ。ついこの間まで夏だったのに、すっかり冬である。クリスマスを過ぎればいよいよ年末で、そうこうしているうちに年明けで。
平日のうちは休日の到達を指折り数え、休日になっても次の週の休日のことを考えていると、1週間なんてあっという間に過ぎてしまう。まあ今週やらなかったことは来週だな、とか思っていると気が付けば結構な間隔があいてしまう。そうやっていろいろ先延ばしにしてきてもう年末と考えると、本当になんでもできることはできるタイミングでやっておくしかないんだな、ということを考えるようになるものだ。一番最悪なのは平日の積み残しを休日に解消しようという場合が最悪で、翌週の分を先に手を付けておく貯金のようなことならまだしも、終わらなかった仕事の帳尻合わせの借金返済ほどむなしいものはない。ずっと貯金だけして生きていきたい。無理だけれど。


この季節になると日が暮れるのもすっかり早くなって、16時半くらいにあるともうそろそろ部屋のカーテンを閉めて電気を付けよう、ということを考えるようになる。日光が部屋に全然入ってこないのだ。まあ元々日当たりの良い部屋ではないけれど、午前中でも入って来る日光はずいぶん減った。おかげでちょっと雲でも出ていようものなら部屋が結構暗くて、昼間から普通に部屋の電気を付けて過ごしている。東向きの窓は夏ならば午前中いっぱい明るかったけれど、今はもうだいぶ明るい時間が短くなっている。朝起きてカーテンを開けたらもう入って来る日光の角度が30°くらいになっているから笑ってしまう。
今は一年で一番昼間が短い時期で、冬至が来ればこれからはだんだん長くなる方に転じていく。そういうものだとわかってはいるけれど、数字で見る時刻と外の暗さとのギャップはやはり感じるものだ。暗くなってくるともう感覚的にはすっかり夜遅くな感じがしてしまう。もう残業なのかと時計を見てまだ18時であるのがわかるとそれはそれで微妙な気持ちになるものだ。意外とまだ時間があるなというのと、頑張った割には時間が過ぎていないな、という両方の気持ちがごっちゃになるのだ。
さっさと仕事を終わらせたい気持ちと、それはそれとして残業代をもらえるなら貰いたいという気持ちは、心の中でだけ両立していて現実では両立をしないので悲しい。まあ忙しすぎるときはそんなことを考える暇がないのだけれど、うちの会社の場合、残業代の支払いタイミングがその月の給与確定タイミングよりも1か月後になる関係上、2か月たってから「もっと残業しても良かったな」とか「なんでこんなに働いたんだ結局あとから無駄になったぞ」とかまあいろいろ考えることになるわけだ。残業代は2か月先の自分へのプレゼントだと考えるただただ良いことのように感じるけれど、結局身を削り日常生活を雑にした結果変なところで影響が出たりするので良いこととは言い切れないものだ。実際にプレゼントになるのは残業代ではなく、半年前とかに決済しておいた航空券である。お金を払ってあって後は乗るだけの状態のチケットほど嬉しいものはない(鉄道は1か月前にしか買えないので決済タイミングがさほど変わらないのでお金を使っている感じがちゃんとする)。
どうしてもお金の話になるのは、やはり12月は懐が寂しいからである。何かと出費が多い。まああとこれは仕方がないのだけれど、来年の2,3月のライブのチケットが全部当選してその分の決済がギリギリ来月引落のものに間に合ってしまったからだ。これまで小赤字くらいだなと思っていたものがいきなり大赤字になったのでちょっとがっかりしている。

 

なんかください。

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