言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

屋台のラーメンはなぜか美味い

屋台で食べるラーメンというのはなぜか美味く感じる。

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高菜をめちゃくちゃ乗せてみたりして


博多に行ったときとかには、夜の遅い時間とかに川沿いに出ている屋台に入ってラーメンを食べたりしたものだ。結構遅い時間、夜中だったりするんだけど、あれがなんかめちゃくちゃ美味いんだよな。
やっぱりこう、シチュエーションが「美味い」んだと思う。店の中に入ってい食べたりするのももちろん美味しいんだけれど、フラット変な時間に寄って食べる屋台のラーメンってのはむちゃくちゃ美味しいんだよな、割と普通のラーメンだったりするのに、なぜか。

でもまあこんな感じで屋台のラーメンというと夜のイメージが強いけれど、別に夜だけに限ったことではない。明るいうちからスーパーの駐車場の一角で営業しているこのラーメン屋もめちゃくちゃ美味い。

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これは、奈良県天理市にある「彩華」の屋台だ。屋台とは言うものの、屋根の構造物は一応固定されているようなので、若干店舗寄りかもしれない。

ここは普通にお店も構えているチェーンで、創業時が屋台だったこともあって屋台の店舗も残っている。
本店やフランチャイズの支店にも足を運んだことがあるのだけれど、何だか知らないが雰囲気も相まって屋台の感じが一番好きだ。屋台はトッピングの種類が少ないとかサイドメニューがないとかドリンクの提供がないとかそういういろいろな違いがあるのに、にもかかわらず屋台で食べるのが一番美味しく感じるのだ。
ああ、これこれ、という感じなんだな。まあなんか、もしかしたら店舗ではない分長い時間煮込まれているとかそういう違いはもしかしたらるかもしれないけれど、残念ながら確かめる術はない。とりあえず美味い、そういうことだ。

夕飯時ぴったりのピークタイムに行くと混んでいるということもあって、いつも17時とか18時とか、そういう早い時間に行くことが多いんだけれど、ペロッと食べられちゃうんだよな。まあ一度大盛にしたときはさすがにちょっと苦しかったけれど、そもそも大盛はどの時間に食べてもある程度苦しい。

そういや屋台はたまたま晴れた日にしか行ったことがないので、雨の日はどんな塩梅なのかよく知らない。ちょっと気になるけれど、雨が降っていたら、普通に近隣の屋根のある店舗型の所に行っちゃうかもしれない。屋外というのは屋外であるがゆえの開放感や気持のよさがあるけれど、悪天候にはちょっと弱さがあると思う。
まあテントも張ってあるし、結構何とかなるのか知れないけれどね。どうだろう。様子を見に行ってみたい。

どっちにしても家からはどう考えても遠いので頻繁に足を運べないのが厳しいところだよな。
家の近く、というか生活圏にラーメン屋の屋台は見たことがない。昔はちょっとだけ見かけたことがあったけれど、学生時代、それも高校生の時とかだ。クラシックな、おじさんが手で引いてきた屋台で食べるような店だったし、今残ってれば絶対行ったんだけどな。
博多のラーメン屋も、天理のラーメン屋も基本車かテントなんだよな。わかりやすいあの木の手で引く屋台スタイルって体験してみたくてもなかなか体験できない。
ああ、どこかにないもんかな。そういう屋台。
ラーメンじゃないけれど、おでんってのもそういうのあるよな。話に聞くだけで全然見たことないけれど。これまた昔そういう店が集まっているようなところがあったけれど、路上の不法占拠だかなんだとかいうお題目で10年くらい前に全部撤去されちゃってたよ。
なんかこう、合法で、普通に敷居の高くなさそうな、そういう屋台ってのはないかな。誰か有識者がいたら連れて行ってほしい。

言い方がアレだけれど、大人の飲みの最終到達点みたいなところだよな、屋台って。飲んだくれるつもりはないけれど、なんかこう、ちょっと雰囲気を味わってみたい気がするんだよ。