言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

頭痛のボタンの淵をなぞられて

「一日外出録 ハンチョウ」のエピソードで、風邪のひき始めのエピソードがある。風邪のひき初めに対して、「今このボタンを押したら風邪をひくだろうなというところでボタンの淵を撫でまわされているような感覚」がある、という表現が出てくるのだけれど、私はそれの頭痛版もあるんじゃないかと思っている。
というのも、なんとなく「あ、これは頭痛くなるやつじゃないの?」という感覚を覚えるようなことが結構あるからだ。まだ痛いとかまでは至っていないんだけれど、ここから悪くなったら頭痛くなるんじゃないの、という感覚である。ボタンの淵を撫でまわされていて、本当に押してしまえば一気に痛くなるし、まあそれが気のせいというか杞憂で終わる場合もある。あくまでボタンが押された状態ではないので、空振りもあるわけだ。
しかしまあこのような感覚というのは結構大事で、今日はこれから体調が悪くなりそうだなというのをわかっていれば対策が取れるわけで、それなりに大事にしている感覚であると言える。

しかしまあ何だろう、これから体調が悪くなるんじゃないかという感覚はとても気持ちが悪いものである。この感覚に襲われると急に「昨日あんま寝てないしそれだろうな」とか、「花粉症の薬の効き方が変だ」とか、「耳が詰まっているような感覚があるからそれかな」とかまあいろいろ原因をかんがえてしまったりするんだよな。当たっていればそれでいいんだけれど、気になるだけ気になって全然別の理由が原因だったりもするし、精神衛生上あまりよい事ではないと思う。あんまり気にしない方が良いのかもしれないが、まあせめて仮眠をとるとかそういう万能なやつをやっておくくらいがちょうどいいんだろうな。

そういうわけで、今日も怪しかったので仮眠を取ったりした。原因が寝不足なのか、あるいは目の疲労なのかとかはわからないが、とりあえず少しすっきりしたので良かったと思う。もう木曜日だし普通に休みたいよね、どうしたってさ。どっちにしても休んで何とかなる感じのものだったからよかった。
こういうのってたまに変なきっかけで治ったりもするし、わかんないもんだよ。風呂に入ったら治るとかそういうのもあるし。
でもまああれだね、そういうタイミングで電話とかかかってくると結構焦るね。休憩時間中や始業時間前だったとしてもそうだけれど、特にこちらが完全に気を抜いている時に連絡が来ると焦るもんだ。どうってことない用事だったとしても、取ってみるまで分からないし。そういうので中断された休憩ってなかなかきついね。取らなきゃいいのかもしれないけど、気になるんだなこれが。

さてまだ明日も仕事があるけれど、金曜日はまあ気持ちが軽いのでいいかな。とりあえず頑張ろう、それだけ。