言葉のリハビリ場

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崎陽軒のシウマイ弁当が食べたくなった

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これはポケットシウマイ

 

崎陽軒シウマイ弁当が食べたくなった。食べたくなったけれど、あいにく食べる用事がない。食べる用事とは、例えば新幹線や在来線のグリーン車に乗ってどこかに出かけるとか(それも朝ご飯か昼ご飯に被るタイミングで)、あるいは野球を見に行くとか(スタンドで試合開始前に食べるのだ)そういったものである。シウマイ弁当を買って食べるタイミングは結構あるようで、意外とないものなのだ。が、しかし、定期的に食べたくなるのがシウマイ弁当である。
食べる用事がないなら、用を作ればいいじゃない。この際コスパとか全部そういうのを無視して買いに行けばいいんじゃないの、と。幸いなことに崎陽軒の店舗というのはかなりいろんな場所にあって、その多くがJRの主要駅である。関東、とりわけ南関東のJRの主要駅に崎陽軒売店が存在する確率というのは思いのほか多い。一応横浜名物ということではあるが、例えば川崎市である武蔵小杉駅構内も売店があるし、東京駅にもちゃんと存在する。東京駅のシウマイ弁当の売り場なんて『孤独のグルメ』の原作漫画にも出てくるぐらいだ。というか東京ドームなんてオリジナルのパッケージをまとったシウマイ弁当が存在するくらいなのだから、まあ南関東なら割と手に入りやすい代物なのである。
そんなわけでわざわざ時間とお金をかけてシウマイ弁当を買いに行った。猛暑であったため若干外に出たことを後悔したが、それでもシウマイ弁当を食べたい一心で出かけたわけであった。
シウマイ弁当は別に家で食べたっていいのだ。旅行の時や野球観戦の時だけじゃなくてもいいのだ。何なら一度、職場でシウマイ弁当を食べたことがある。最寄り駅で売ってたのだ。別に何も言われはしなかったし(言いたかったかもしれないが)、別に普通だった。
シウマイ弁当って別に特別でもなんでもなくて、普通の存在なんだ。本当は。でもそれがいい。それでいい。変な期待はせず、かといって絶対に外しもせず、いつも同じ味で、定期的に食べたくなるのがシウマイ弁当である。

それはそうと、たまには崎陽軒の別の弁当に手を出すことはある。シウマイ弁当の次に人気のある(と思われる)炒飯弁当(2種類ある)はもはや定番だと思うが、他にも変わり種として生姜焼き弁当というものがあったりする。食べた見たら普通においしい弁当だったのだけれど、生姜焼き弁当にはシウマイが入っていないのだ。入っててもいいような気はするけれど、これはきっとシウマイが好きじゃない人のための弁当なんだろうな、と思えば納得である。今まで目に入っていなかっただけで、結構売り場にも並んでるし、需要があるんだと思う(目の前で買っている人は見たことがないけれど)。

まあそうやって違うものを食べてみたりもするけれど、やっぱり帰るべき場所はシウマイ弁当なのかな。また買いに行こう。

 

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生姜焼き弁当にはシウマイがない