言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

暇な日の過ごし方

仕事が立て込んでいるときほどさぼりたくなるものである。

昨日まではまともに目が開かず、ずいぶんと苦労して仕事に臨んだのだけれど、今日は幸いにも目が開かなくなるような時間帯が少なく(たまにあったが)、何とか普通に仕事をこなすことができた。そうなってくると、常に100%で仕事を……とはいかず、少しさぼりたくもなるものである。

さぼると言ったって、ただのちょっとした現実逃避みたいなものである。関係ないニュースを見てみたり、関係ない調べ物をしてみたり。大っぴらに睡眠をとるとかさぼりに出かけるとかではなくて、本当にちょっとした、ちょっとした現実逃避である。

学生時代もそうだったが、例えばテスト勉強中なんかはアイデアが浮かんできたり、なにかひらめいたりだとか、そういったことが多かった。思いついて、それでもその場で実行するわけにもいかず、結果よくわからないルーズリーフのメモ書きが残るだけになることが多いのだけれど、切羽詰まっているときほど目の前のことではない事柄を考えてしまいがちである。そうしてきれいにひらめいてしまったり。

テスト勉強であれば困るのは自分だけれど、仕事だとあまり大っぴらにさぼっているのが見つかりでもしたら面倒くさいことになるので、ちょっとばかし息抜きをするだけになる。調べ物をしている風にいながら脱線してみたりするわけだ。そういう時に見るものってなんであんなに面白いのだろう。普段何でもない時には見ても大して面白くないようなニュースでも、仕事の合間に見ると急に面白いもののように思えるから面白い。

さんざん休みがあるときほど何もしないものである。インフルエンザで会社を3日間休んだのだが、3連休の後半と合わせてもほとんどの時間は熱があったり気分が悪かったりして、横になっている時間が多かった。それは致し方ない。そのあとの土日、つまりこの間の週末は、歯医者に行った以外はずっと家にいたわけだ(用事はあったが出かけられる状況になくて断ってしまった)けれど、案外とダラダラと、時間をつぶすようにしてものだった使ってしまった。忙しい時ほど合間を縫っていろいろやりたくなるものなのに、いざ暇な時間ができると何もしないものである。

そうこうしているうちにまた週末だ。今週末は用事があるのでダラダラはしないけれど、そういう時ほど「今度時間があったらこれやりたいな」とか思うものである。次に時間が空いたらこれをやる! と決めてしまった方が案外いのかもしれないけれど、仕事でもなしに無理に優先順位というか、TODOとしておいて置かなくてもいいよな、と思ってしまう。

行きたい場所の棚卸しの他に、やりたいことの棚卸し、それとなくしておこうか。いつか。