言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

残業と休憩と

8時間勤務をすると1時間の休憩がもらえる。これはもう当たり前のように取得していて、1時間きっちり休んでいる。
ところが最近会社から言われたのは、「定時以降に残業する場合は30分追加で休憩があるよ」という話だった。8時間を超えたら追加休憩が取れると。なるほど、例えば18時定時で20時とかまで働く場合、18時から18時半まで休んでいいい、という話。
まあなんか要するに昼休憩だけじゃなくて、場合によっては夜にも休憩取ってね、という話で、その時間を使って軽食でも食べたり、夕飯にしたりしてしまえばいいじゃないか、的な、結構善意的な目的の休憩時間である気はする。


……それでもまあ、全然嬉しくない。


シフト制のアルバイトをしていた頃は、そういった追加の休憩がありがたかった。なぜなら9時~21時とかで時間が決まったシフトであったからだ。それならば休める休憩は全部休みたい。仕事量うんぬんというよりも、レジにいなくてはならないとかそういう負荷が高い仕事であればあるほどである。来る時間と帰る時間が決まっているんだから、それなら休めるだけ休んでおきたいというものだ(その分時給は減るわけだけれど)。始まりと終わりが決まっている場合の休憩時間追加は普通に嬉しいものだけれど、そうでない場合の追加は普通に嫌なもんだ。

30分の休憩、昼に追加で取れるならまだしも、18時過ぎたらはい休憩ですよ、となるくらいならその分早く帰りたくないか……? と思ってしまうわけである。後ろ(帰宅時間)の決まっていないような残業で休憩してしまうと、休憩分は無給かつ帰りが遅くなるというデメリットのほうが大きい。30分残業して30分休憩するなんてことにもなりかねない。それではあまりに意味がない。
そもそも、私のスタンスとしては、早く帰れるなら早く帰りたいというところにある。もちろん仕事が終わればの話だけれど、さっさと片づけて早く帰りたいと思っているわけである。

そういうわけで、会社には「休憩扱いになってるけど休憩してないからその分残業代くれよな(意訳)」と言ってみたところ「別にいいよ」というありがたいお言葉をいただくことに成功した。拍子抜けである。まさかすんなり通るとは思っていなかったからありがたい。
残業後に30分休憩してから帰るとでも計算しているのか、別に休憩があろうとなかろうと残業代として出してあげるよ、ということなのか、よくわからないけどうまい具合にお金はもらえることになった。

残業しないでいられたらそれが一番いいんだけれども、まあそれは言わないってことで……。

休憩時間がもっと自由にあったらいいのにな、とも思うけれど「裁量労働」「コアタイムとか言われてしまうとそれはそれで面倒くさいし、いわゆるみなし残業とかそういうみなし的な勤務になっていくのも嬉しくないので、適度に主張できるようにしたいものである。