言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

残業

残業は嫌なものである。残業はできるだけしたくはない。そう思ってはいるのだけれど、どうも残業というものは望んでないなくてもついて回るものである。嫌なものだ。本当に嫌なものだ。

その日のタスクが終わらない。何らかのトラブルが発生した。手戻りがある。修正が必要と発覚した。会議が長引いた。偉い人に呼び出されて話し込んだ。
理由はいろいろあるけれど、残業は残業である。いくら残業代が出るといっても気持ちの良いものではない。残業代が出るのは単純に嬉しいしなくなったらなくなったで少々がっかりくらいはする。にもかかわらずやっぱり残業はしたくない。わかるだろうかこの気持ち。

「残業代は欲しい。残業はしたくない」というと矛盾だけれど、「お金が欲しい。残業はしたくない」これでわかるだろうか。別にお金をもらう手段が残業代である必要なんて全くなくて、ただ単に残業には残業代が発生するのでお金がもらえるというだけの話。
残業代なるものが喉から手が出るほど欲しいわけではないのだ。残業代という概念が好きとかそういうことではないのだ。欲しいのはあくまでお金の方。


9時-17時が定時だとして、始業の9時になる前にしている仕事も残業である。定義が難しいけれど、自発的でなく会社の命令であった場合は「残業」で間違いない。朝礼が8時半にあるとか。会議が8時40分にあるとか。まあもちろんその定義が曲者で、じゃあ準備にかかった時間とかそういうものは残業じゃないのかと言われれば、それはもう会社のルールとかにかなり依存してしまう気がする。9時に会議をするなら9時出勤と同時に会議が始められるのか? ということである。前の日に全部準備して配置も済ませて翌朝はいどうぞ! とはなかなかできないだろうし、じゃあその準備のための早出は残業なのである。本当は。

ちなみに私の場合は、申請すればちゃんと請求できる。あんまりしたことはないけれど、9時始業でも8時57分から仕事していましたよと勤務表に書けばそれが否決されることはない(上司に電話かメールあたりで理由を確認される可能性はあるが)。
ちゃんと承認されるので私もせっせと申告をしているけれど、どのタイミングを「始業した」「仕事を始めた」とするのかはもう自己申告に拠っている。極端なことを言えば、スペックの高いPCを使うか低いPCを使うかだけでも仕事を始めるという行為の定義がずれるのだ。電源ボタンを入れたタイミングが始業としてくれれば起動30秒のPCと15分くらいかかるようなポンコツとの差分はなくなるが、電源入れて放置している状態が仕事中と認められるかは正直わからない。でもまあ現状はそう言った場合でも申請可能。どっちにとっても良い。あくまで性善説に則っている。
とはいえ、15分以上の誤差は普通にバレるので、ちょろまかしてもせいぜいその程度だ。できるだけ正確に出して申請する以上にセコセコ稼ぐのはあんまりやってもしょうがないので、その辺は入力ミスを除いてできるだけ正確に記載しようと思っている。

 

それでとにかく、残業は嫌だなぁ。

 

今日は残業でした。