言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

忙しい時の息抜きの仕方

 

仕事が「できる」人は同時に息抜きが上手いという。なるほど確かに、根を詰めて詰めて詰めて張り詰めて仕事をすることが素晴らしいことであるとは思えないし、実際かえって仕事の効率が落ちてしまうという事は良くある話だ。
どうせ集中なんて出来ても連続1時間やそこらだ。どこかで張り詰めていたものがふっと緩む瞬間がある。でもそうしている間にもなんとなくだらだらと手は動かし続けていたりする。

なぜか?

いや、なぜか、というよりも

「仕事が忙しくてしょうがないときの息抜きって、どうしたらいいかわからなくない?」

と思うのだ。

思わない?


仕事が暇なとき。こういった時は結構息抜きをする余裕がある。昼ごはんをゆっくり食べて、たっぷり1時間休憩を取った上で、その後またコーヒーでもちょっと入れに行ったりして。余裕のある働きぶりの中には、息抜きが含まれている。ちょっとわからないことがあって調べたりしているうちに脱線したり、質問がいつの間にか雑談になったり。そういうのもある。
これはきっと余裕があるからだ。
余裕がないとき。「これ、今日中にやってね」と仕事を渡された時に、明らかに急いでやっても間に合いそうにないと感じたら途中で休めますか? という話だ。
私はそういった時に息抜きをするのが苦手である。私一人が忙しいだけならまだしも、隣の人とか、フロアとか、決して暇ではない時はなおさらだ。休んだ10分がそのまま帰宅時間に跳ね返ってくる、的な思考回路になって、周りも忙しそうだし自分も忙しいのにのうのうと休憩するのは……とか思ってしまう。

本当は休んだ方がずっと効率が良くなるとしても、だ。どうしてだろうね。そういう性分なんだ。
やればやるほど精度は落ちるし、ミスが出る。そんでもって出来上がったものを提出して見てもらうと「これじゃ必要な情報が足りないんだけど」となるわけだ。冷静に考えれば仕事をもらった時か方向性を考えている時に仕様や要求される粒度の高さなんかをすり合わせなきゃならないんだろうけど、そういうことすら疎かになってしまう。余裕がないというのは恐ろしい。

目の前の仕事をこなすことで頭がいっぱいで、本当に余裕がない時。そんな時にどうやって「10分休憩するか……」ってなれるのか、それが問題である。
たばこを吸わないのでたばこ休憩もしないし、かといってネットサーフィンの旅に出る余裕もない。そうすると行きつく先はトイレしかないわけだ。
トイレは回数に限りがあるし、長すぎるとサボってるだけにしか見えなくなるのでそれも嫌だ。

ちなみに最近の私は開き直って翌日の自分に任せるというどうしようもない技を覚えたわけだけど、そうすると前日の作業を思い出すまでに30分くらい時間がかかるという違う問題が産まれて来てしまっている。どうしたらいいんでしょうか。