言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

おにぎりの形をしたお寿司

コンビニでおにぎりを買おうとする時、150円くらい掛かるものだと「ちょっと高いな」と思ってしまう。ベースが100円とか110円で考えているというか、もう感覚として染み付いてしまっているからか、そこから30~40円くらい値段が高いものは値段以上になんだか高く感じてしまう。

 


だから、たまに行われる「おにぎり100円セール」やそれに準ずるものがあったりすると、普段ちょっと抵抗のある価格帯の商品を買ったりするわけである。きっと私のように定価ではやや抵抗があるような人が一定数いるのだろう。

「必ず割引率の高いものを選んで」とまではいかないけれども、この機会に普段食べないものを食べようかな、くらいには思うわけである。

 


ところがまあ、例外もある。

その最たるものが「お寿司系」のおにぎりだ。パックとかに入ってるものではなく、あくまでおにぎりのラインナップに入っているお寿司である。

丸いおにぎりの形をしていて、その中身はちゃんと酢飯なので、結構ちゃんと「お寿司」しているところが好きだ。

 


ますのすしとか、あとは最近見つけた穴子のお寿司だとか。たとえ150円くらい値段が掛かろうとも、つい手が出てしまう。

おにぎりの感覚で売っているものだから、醤油とかをつけなくても普通に食べられるのが良い。もちろんふつうの握り寿司とかは醤油をつけて食べるものだけれど、パパッと手軽に食べれるという点では右に出るものはない。それなのに割とちゃんと寿司だから好きなのだ。

酢飯ではないタイプの生鮮系の具の入ったおにぎりは、寿司とは別物だけどあれはあれで好きだ。ネギトロのおにぎりというものがコンビニで売られ始めた頃は驚いたものである。おにぎりに生の物を入れることができるのか、と驚いて、一時期ずっとそればっかり食べていた記憶がある。

 


あれからだいぶ経つけれど、今はふつうに寿司そのもののようなおにぎりもあるわけで、ずいぶん進歩したんだな、と思ってしまう。未来は意外と近い時もあるのだな、と。

 

 

 

ただまあ先に例にあげたようなますのすし穴子のお寿司はちゃんと魚そのものなので良いのだけれど、カニカマが寿司になっているタイプのものはどうも苦手だ。そんなに安くはないのに、どう頑張ってもカニカマはカニカマなので、申し訳ないがカニカマ寿司は買わないことにしている。

サラダ巻きは別だ。カリフォルニアロールの類と一緒で、そういうものとしてふつうに美味しくて好きだ。

カニカマ単体ではどこまでいってもカニカマなので、カニカマおかずにご飯を食べる感覚がない分、厳しいものがある。

 


けれどもきっと未来は意外と近くにあったりするものだから、カニカマ寿司もいつのまにかド定番の地位を築きあげる……かもしれないね。