言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

マスク

インフルエンザが怖いのと、あとはなんか最近花粉だか何だかわかってはいないのだが何かに鼻がやられているのもあって、外にいるときはマスクをしている。インフルエンザがマスクで対策できるのかわからないけれど、例えば満員電車の中なんかではマスクをしている方が精神衛生上良い。あとは朝の通勤時間帯であれば、座れた場合は大抵寝るので、そういう時にうっかり口を開けて寝てしまっていても恥ずかしくないとか、まあそんな感じである。

眼鏡族なのでマスクをしているとよく曇るのだがそんなのはもう慣れてしまった。電車に乗り込んだ瞬間とかのマスクの曇りは、たいていちょっと急いで乗ったことによる息の水蒸気量の増加に起因するのでそのうち落ち着けば曇らなくなる。温室とかビニールハウスならば一度その曇りを眼鏡拭きで拭ってしまえばあとは大抵問題ない。電車の中でくしゃみを連発する羽目になるよりずっと良い。


マスクの好みというか、合うかどうかというのは使ってみないとわからないこともあって、一度使いだしたマスクで不満がなければ、そのシーズン中は大抵同じものを買って使うことが多い。

ストックが切れたので、昨日も同じものを買おうと思ったらば、何かキャンペーン中のようで別のマスクの試供品が1枚付いてきた。普段使っているのがマイナーな商品(PBみたいな扱いをされている安いやつ)なのだけれど、ついてきたのは同じメーカーのメジャーな商品だった。同じメーカーだったと知らなかったので、おまけでついてきて見て初めて気が付いたわけだえけれど、せっかく試せるならば使わない手はないと思い、早速使ってみた。

いつも使っている物より値段が高いものであるからか、耳の紐のあたりがすごくやわらかである。眼鏡族なのでマスクの紐とその上から眼鏡をかけているということで、結構耳とこすれて痛みが出ることが多いのだけれど、ここが柔らかければそれもなくなりそうだ。

いいじゃないか、今度からこっちに乗り換えようかな、と1日使って帰宅。ゴミとして捨てようと思って外したら、何かマスク表面に書いてあるのを発見した。商品のブランド名である。文字が書かれている、というのはあまり正確な言い回しではなくて、正確にはその部分だけ素材が薄くなっていて、それで文字を表現している、ような感じ。だから、表からでも裏からでも見えてしまう代物なのである。ついでに言えば、なぜか自分の方(つけている側)に文字があるから、外から見れば裏返った文字が右顎のあたりにくっついているように見えるのである。


なるほどこれはどうなんだろう。鏡で確認してみると、一応顔のシルエットに隠れて正面からは文字が見えないようになっている。うまく作られているもんだ。目立たないなら今度はこっちを買ってみようかな。

試供品施策ってこんな風に行うものなんだな……。