言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

会社の自動販売機

 


会社には自動販売機がある。正確に言えばよその会社の持ち物なのだが、関連の会社の人は使っていい(のか知らないが聞いた人はOKを出してくれた)とのことだったので、ありがたく使わせてもらっている。

一番ありがたいのは価格設定である。通常の価格から考えて、大体半額くらいだろうか。160円とかで売っている物が80円、100くらいのものが50円。普通こういったものって10円とか20円とか、それくらいの割引だったりするのに、ほぼ半額扱いとはいやはや素晴らしいくらいに大盤振る舞いである。

最寄りの駅から会社までの間にコンビニがないこともあって、いつも飲み物の調達は会社の自動販売機からである。ただし、私のいるフロアには自動販売機がなく、別の階に出向かなくてはならない。休憩時間か朝の時間に寄り道するような形で買いに行くのがたいていこのところのスタンダードだ。

 


この自動販売機はやはり非常に安いということで、かなり利用者がいるらしい。80円という価格設定のせいなのかよく10円玉の釣り切れのサインが出ているのを見かける。同じように別のフロアから買いに来る人もいるのだろう。

 


この季節、自動販売機に起こる変化と言えば温かい商品が入ることである。いつの間にか温かい商品が入っていて、ああずいぶん寒くなったな、と感じるものである。あったかい紅茶とか、あったかいコーヒーとか。ホットレモンのようなものや、あとはコーンスープだとか味噌汁とかもある(味噌汁はなんかやたら熱くてやたら薄いイメージだけど、美味しいのある?)。

個人的にはこの冬のラインナップの方が好きだ。食後にあったかいミルクティーとか、コーヒーとか、そういうのが欲しくなる。コーヒーショップとかに出向くとそこそこ値が張るし、小さいホットのペットボトルくらいでちょうどいい。だから冬用ラインナップに代わるのは大歓迎だ。

 


会社の自動販売機もつい先日、冬用のラインナップに替わった。4段のうち最下段がホット飲料のコーナーに代わって、ミルクティーやコーヒー、お茶などのラインナップがいくつか温かいものに替わった。

ただまあ、利用者が多いだけあって、ラインナップが変わるといろいろあるらしい。今日行ったら「私の毎日飲んでいた青汁はどこですか」なんて付箋が貼ってあった。付箋なんか貼るなよとは思うけれど、気持ちはわからなくもない。よほど毎日必ず飲んでいたのだろう。Amazonとかで箱買いして持ってくれば……と思うけれど、冷えている物をその場で飲めるのがいいんだろうな。冷蔵庫とかないし。

そういうわけで今日も今日とて自販機から飲み物を買っているわけだけれど、いくら安いからと言って2本も3本も毎日飲んでたら変わらないよな、値段。このところ乾燥してきているしつい買ってしまう日があるんだけれど、ちょっと気を付けてみようかな。かなり無意識に飲んでいる気がするし。