言葉のリハビリ場

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ビジネスホテルの特典


ビジネスホテルの会員制度というのは大抵、会員価格で宿泊できるといった特典が多く、基本的には泊まれば泊るほどお得になる物が多い。

一番分かりやすい例は東横インの例だろう。東横インは10泊すると1泊無料になる。実にシンプルな制度だ。出張でよく東横インを使っていたこともあり3ヶ月くらいで1泊無料の権利をもらうことができた。ハードユーザーには嬉しい特典である。経費を清算する上で「領収書払い」ではなく「宿泊証明書」を添付したうえで「宿泊日当」をもらう仕組みになっていたので、会社の出張で無料宿泊をしたうえで通常通り宿泊日当をもらうということも可能だった。具体的な額は言えないが、まあだいたいビジネスホテル一泊の平均くらいの額である。泊まっていないのに泊まったことにして経費申請すれば立派な横領であるが、制度上正式に宿泊したうえで宿泊料が0になっているだけなので、若干グレーではあるが普通にそういうことができるのは出張時代の良かったことの一つである。

アパホテルでは、会員に「アパカレー」を配るサービスがあった。今は行っていないようだが、一時は泊まる度にアパの社長の顔写真入りのレトルトカレーをもらうことができた。いやまあ、美味しいカレーではあるのだけど毎度毎度貰うとさすがにいらないと思った記憶がある。普通にかさばるし。今でもやってる店舗(という呼び方でいいのだろうか)があるのかわからないが、たまになら欲しいと思う。
アパホテルは1泊でもするとその瞬間から勝手に会員証を渡される(=入会する)ことになるので、会員数は結構多そうだ。会員であれば多少安く泊まれるのと、あとはポイントがたまったりするわけだけど、アパはあんまり泊まれば泊るほどお得! 感はないように思える。それ以上に繁忙期の値段が異様に高いからお得感が薄すぎるんだと思うけれど。

ちょっと複雑な仕組みになっているはコンフォートホテルである。会員制度にランク制が導入されているのである。会員になればいろいろ割引クーポンとか、アーリーチェックインとかそういうサービスが付帯されるのだが、ゴールド会員になるとクーポンがちょっと多くなったり、チェックインの時にビールか水をもらえたりする。それくらいの差である。値段とかは会員であれば一律だ。
ゴールド会員になる条件は、前年度に獲得したポイント(choiseと言う)が300を終えていた場合であり、つまりそれは使った金額にほとんど比例するものである。5000円で20choise溜まるようで、それを15泊くらいすれば溜まる計算になる。
私の場合は昨年度異様にコンフォートホテルに宿泊しており400くらい溜まっていたようで、気がついたらゴールド会員になっていた。
今年はたぶん200くらいの着地になりそうなのでゴールド会員ではなくなるが、なくなったところで失うのはチェックイン時に貰える水くらいなので、そんなに悲しくはない。特典がもう少し使えるものだと頑張るかもしれないけれど、今年度は出張なしに10泊くらいしてるんだから大したものだと思って欲しいくらいだ。安く泊まれば泊ったほどポイントがもらえない。ポイント全般に言えるあるあるだろう。


他のホテルにもいろいろ特典はあるだろうけれど、ちゃんと会員になっているホテルは上記の3チェーンなのでそれ以外の事は良くわかっていない。一応「ヴィアイン」とかは会員にはなっているんだけども、JR西日本系列と言うこともあって作ってから利用していないのがちょっともったいないところだ。無料で会員になれるのだから良いのだけどね。