言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ある日のお昼ご飯の話

券売機の前でしばし悩む。つけ麺屋、「舎鈴」。スタンダードなつけ麺がうまいことはすでに知っているし、何度も食べている。味玉をつけようか。それはまあどうせどんなつけ麺にしても、ラーメンにしてもつけることが多いから冒険じゃない。それならなんだろう、何が正解なんだろう。つけ麺。量は並みだと多いから小サイズで。麺は物足りなくてもつけ麺はスープ割りなんかをして飲んでいるうちに満腹になる。だから無理せずサイズは小。

頭の中で考えていることと、体が食べたがっているものが違う時がある、と最近誰かのブログ(もしかしたら増田だったかも)で見たけれど、まさにそんな感じ。もともとちょっと辛い中華を食べたくて来たのに、なじみのつけ麺屋を見つけてしまったからふらっと入ってしまったわけで、さあさあどうしたもんだろうか、という感じ。頭の中では中華だと思っていたのに、実は本質的に中華が食べたかったわけではないということ? だんだん思想的になってきた。何が食べたかったんだ?

そもそもお昼休みになって、エレベーターを降りているときに考えていたのは「なんかガッツリ食べたい」だった。いきなりステーキがあるな? いやいやスーツだしさすがにちょっとはばかられるような、でもこないだ普通に昼から焼肉食べたよな、とか。考えながらいたら、それがエレベーターを降りたときに「中華の店に行きたい」に変わっていた。どうして? どうもこうもわからない。今食べたいものがぐるぐる回って迷子になっている。
それでとりあえず中華の店に入るか、なんて思っていたのにつけ麺屋に足を踏み入れていた。全く何だってんだ。

少し前まで(7月くらいまで?)は、油そばがあってそいつが安いし結構うまかったんで何度か頼んでいたんだけれど、期間限定メニューだったのかなくなってしまった。今は違うまぜそばが販売開始になっていたので1度食べたんだけれど、「美味しいけれどこれを食べに来たわけじゃない」みたいな感想を持ってしまって、そっから一度も食べていない。
じゃあまあ久しぶりにそれにするか? と思ったのだけれど、そういや辛い系だと別のやつがあったな、と気が付いたわけである。食べたことのないやつが。

赤辛つけ麺とかいうやつだ。
ちょっと刺激が欲しいというか、なんというか。そういう気持ちがあったのかどうかわからないけれど、一口食べて「これだ」と思った。今日の正解はこれだ! って。
つけ麺のスープのほうにに、自分で辛みのある調味料を足していくタイプのものだった。はじめは半分くらい入れてみたけれど別に普通だったので、まあ足りなかったらお変りもあるみたいだし全部入れてみるか! と思って全部入れてしまった。


美味しかったけれどそこから2日間、いや今も若干お腹の調子が悪い。次は辛さを加減して食べるか。食べてるときは「うわあ辛いなあ」くらいのもんなのに、何がいけなかったんだろうか。四川料理とかでありがちなスープが真っ赤になっていて見るからに辛いし実際に辛い、そういうタイプのものならもうわかるんだけれど、なんか、合わなかったのかな。次減らして食べてみてダメだったら食べるのやめようかな。……全然懲りてないな。