言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

柴漬けで判定してる話


この間たまたま食べたくなって柴漬けを買ってきた。柴漬けに限らず漬物って本当は試食をしてから買いたいものなんだけれど、昨今の情勢でそれはかなわず、まあいいやと適当に見繕って購入をした。

漬物の中でも柴漬けというやつは微妙に種類が分かれていて、なかなかに好みのものを探り当てるのが難しい。材料一つをとっても、ほぼキュウリだけにものや、ナスが入っているもの、漬けるときに使う赤しそやミョウガなど薬味がたくさん入っているものがあったりと、なかなかに種類が多い。同じようなもんだろうと思って買ってみて全然別のものじゃないかというようなこともあり、かなり判断は難しいところである。

ただし柴漬けが柴漬けであることには変わらないので、基本的に少々酢のきいたしょっぱい漬物であるという大前提が崩れることはないので、まあなんというかどれを買ったって「大外し」するようなことはないようなイメージだ。たぶん。


このところだいぶ暑くなり、家にこもっていてもその気温の変化を感じることが多い。なんだかんだ閉め切っていることが多いので、日の当たる時間はPCの排熱なんかも相まってそこそこの気温になる。当然汗もかくし、のども乾く。ただまあなんというかエアコンをつけるほどではないし、「何もしなくても汗ばむ」くらいにはまだ至っていないので、まだ我慢できるくらいだろう。30度を超えて蒸し暑くなるとそうはいかなくなるけれど、まだ大丈夫。そう思っている。

ところがまあ多少なりとも汗をかいているということは体から塩分が抜けていっているようなのだ。喉が渇くのもそうなんだけれど、いつもは酸味を強く感じる柴漬けもかなり塩気を強く感じたりする。というかそれで気が付いた。

まあ多分これ、柴漬けじゃなくて普通は梅干しとかでわかるもんなんだろうけれど、身体が塩気を欲しているかどうかはいつも酸味を感じるものが塩味を強く感じるようになってわかったりするもんなんだな。

ちなみに、逆のパターンもあって、例えば塩辛い味のものを取りすぎている時なんかは、身体がと言うか味覚の方が鈍くなっているので、いつも塩気を感じるものをあまり感じなくなったりする。それはそれでよくない状態だなと言うのを判別できる。

味を感じないような症状が出る病気なんかにも似たようなことが言えるかもしれなくて、インフルエンザになった時なんかは全然食事がおいしく感じなくなるのだけれど、その時も確かいつもと同じ漬物が全然美味しく食べられなかったりしたものだった。今年のインフルエンザで熱が出ている途中で食べた油そばは非常に味の濃いものなので普通に食べれてしまったけれど、油そばって自分で味を調整して食べられるわけであるし、勝手に自分の中でいつもより濃い目にしてしまっていた可能性は否めない。同じものを同じように食べて違和感を覚えたらそれは身体が多分なんかちょっとおかしいというサインなんだろうな、きっと。

今はたまたまそんな判定アイテムが柴漬けになっている。変な話だ。