言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

チキンラーメン

NHKの朝ドラの影響でチキンラーメンが品薄だという。無理もない。あれを見せられたら食べたくなるというものだ。残念ながら私自身は今月から出勤時間が前倒しされてしまったのでリアルタイムで見れていない。今でもたまに気にしているけど内容は今どんな話なのか良くわかってない。
でもまあチキンラーメンが完成したのは知っている。それくらいだ。それくらいだけどまんまと私もチキンラーメンが食べたくなったわけだけど、よく考えたら家にチキンラーメンがない。
ちょっと前まで、ハーフサイズのものは結構買い置きしていた。そういえば最近見ていない。ずっと前に食べきってしまっただろうけど、良く覚えていない。その代わりによく似た別物は結構食べている。無印良品で売っているタイプのもの。似て非なるものである。チキンラーメン同様、麺に味付けがされていて、お湯をかけるだけでラーメンとして食べられるタイプのもので、透明なフィルムで包まれた極めてシンプルなお徳用パックである。

あれで満足してしまっているからいけないんだろう。正直味の違いとかはよく分かっていない。とりあえずそれなりに美味しいからそれでいいなって思ってるくらい。多くを求めないことが幸せだというけれど、そういうことにしておいて欲しい。

カップラーメンは外でよく食べる。旅行中によく食べるといったほうが正しいかもしれない。この間も旅行中に買って食べた。
カップラーメンは主に夜食である。コンビニでお湯をもらってきてそのまま持ち歩くのはあまり好きではないし、かといってコンビニで食べるのも気が引けるので、ホテルで調理してそのまま食べる形式が好きだ。

ビジネスホテルに泊まっているときは、よく飲み物とかお菓子とかを買いにコンビニに行くのだけど、その時についつい買ってしまう。非日常のなせる特別感からだろう。そして妙に美味い。
ホテルの部屋にはたいていポットなどの湯沸かし器が備え付けられているので、そこでお湯を沸かして食べることができるから理にかなっているのだ。私の場合、例えばコンフォートホテルでは泊まるたびにミネラルウォーターをくれる(泊まりすぎて無駄にゴールド会員へランクアップしたため)ので、もったいなさもありつつもそれを沸かして活用している。

カップラーメンだけでなくカップ味噌汁になることも多い。要するに塩気が欲しいのであり、そのうえカップタイプのものであれば捨てるのも楽なのでよく使うことになる。毎度必ずというわけではないけれど、お酒を飲んでるときほど食べたくなってしまう。でも多分お酒のせいでちょっとお腹が空いたように錯覚してるんだろうな、と薄々思うと気がある。そういう時は味噌汁で十分だ。汁ものは満腹感がある。それでもちょっと妥協しきれないときは、ブタメンを買うことにしている。駄菓子屋とかで売ってるあれだ。小さくてサイズ的にちょうどいい。意外とコンビニとかでも売っていて買いやすいからオススメだ。


チキンラーメン方式のものは、自宅で食べるには申し分ないのだが、外出先には少々向かない。だからこそお湯をそのまま注げるカップヌードルが誕生したわけであるなあとそんなところで実感して、ひとすすり。無駄にいろいろ考えながら食べると妙に美味しい。なんでもないインスタントなラーメンなのにね。


私にとってチキンラーメンは極めて日常的な食べ物で、カップラーメンが非日常の食べ物である。ちょっと変かもしれないけれど、そういうものなんだ。


チキンラーメンが品薄なのだとしたらますます本物を食べる機会が減るかもしれないし、今度仕事終わりにスーパーで探してみようかな。それなりにミーハーなんです。