言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

交通費と残業代と


給料が増えたと思ったらだいたい交通費だった。月にだいたい1.3万円くらいが交通費に消えているのだけれど、先月貰った給料の中の交通費が2万円くらいになっていて一瞬勘違いしたのだ。週3回出社という絶妙に定期券を作れない(元が取れない)設定のおかげで毎月2回くらいまとめて交通費を清算しているタイミングがあるのだけれど、先々月分の申請がズレていたせいなのか合算されて支給されたということのようだ。
定期券であれば買ったタイミングで請求ができるのだけれど、都度の清算だとこういうことが良く起こる。というか、3ヶ月の定期券とかなら初月の時点で交通費が全部帰って来るのに、都度清算だと全部後ろ倒しで建て替えの時間が長いのでなんとなく損をしたような気分になる。結果同額帰って来るからいいのかもしれないが、自分の財布から持ち出している時間が長いというのは案外気になるものだし、出社時の昼食代もIC経由で支払っている(IC専用の決済機しかない食堂を使っているので)せいで毎週5000円とかをICカードにチャージしている、あの瞬間が気分としては「たくさんお金を使ってしまった」感があって良くないものだ。
特に何か大きな支払いがあって口座からお金がたくさん消えた時に重なると気持ちが重くなる。今月は節約しないとな、と思っているタイミングではできるだけ財布に触れない(=余計な買い物をしない)ようにしているだけに、強制的にお金を使うことになるのは気が重い。通勤だけで1000円消えていくのは、後で帰って来るとしてもやっぱり微妙に腑に落ちないというか、定期が作れたらよかったのにな、という気持ちになるものである。

まあでもお金をガッツリICにチャージしておく習慣ができたことで、休日どこかに行くときに急にチャージしなきゃいけない、ということがなくなってそれは良かった。普段使わないと残額がどれくらいあるかというのはあまり意識しないものだが、毎度残額見てチャージしているとまあ意識せざるを得ない。オートチャージにしようか悩んで結局していないのもこの辺の事情がある。まあ別にすればいいんだけどさ、オートチャージ


給与明細の支給合計欄に交通費も加算されているのってなんでなんだろうな。非課税分は別枠に記載でもしてくれればいいのに、といつも思う。実際確か交通費は別支給として給与と明細一緒じゃなくても良かったような(以前出張費や日当、交通費とかが別口座で別日に振り込みだったことがあるのでたぶん)気がするんだけどな。まあ会社側にやるメリットが特にないんだろうけどさ。貰う方としては、残業代のおかげで給料が増えているのか、交通費が乗っているだけなのかで微妙に気持ちが変わるのですぐにわかるようにした欲しいと思ってしまう。給与明細にしろ銀行口座の入出金明細にしろ、合計金額しかまず見ていないからな。
たまに本当に給与の多い月があるけれど、そういう時は大抵残業の影響だ。これは完全に体感だけれど、残業時間が月20時間を超えると給与にだいぶ乗っかってくる感じがある。明細を見た30秒くらいだけテンションが上がるけれど、毎日のスケジュールを思い起こすと別に全然嬉しくないので我に帰るのは割とすぐだ。20でテンションが上がらないのだからそれ以上の時はもっとだ。10万円とかの単位で上がれば多少上がるのかもしれないけれど……まあその場合、急に昇給したとか転職したとかだろうな。
そうでない場合はきっと「残業代が時間差で振り込まれるのは全然嬉しくない」と交通費と同じことを言いだすに決まっている。建て替えているだけだからな、残業代だって。交通費と同じようなもので、交通費よりたちが悪いかもしれない。さっさと帰らせてくれ。本当に。