言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

無印良品の食品コーナーを巡回してきた


休日に、別の買い物ついでに無印良品へ寄った。ついついいろいろ買いたくなってしまうのであまり寄らないようにすらしているのだけれど、給料日後だったということもあり久しぶりにしっかりと見て回ってきてしまった。
昔は雑貨コーナーや家具のコーナーでああでもないこうでもないと部屋のレイアウトをぼんやりと思い浮かべたりしながら見て回るのが好きだったが、最近ガッツリと見て回るのは食品のコーナーである。もちろん王道を征くような商品もあるが、やはり無印良品と言えばちょっとひねった感じのあるレアな商品が気になるところだ。

私の中ではカレーとお茶の系統は毎度寄るたびにラインナップを確認するコーナーである。無印良品のバターチキンカレーはいわゆるインドカレー屋などで提供されるそれとはちょっと趣が違う(甘い感じよりもトマトとかの果実感が強い感じがするというのが私なりの感想)のだけれど、その感じが好きで毎度買ってしまう。必ず家に1個以上の在庫があるような感じで買い続けている。以前はもっといっぺんに沢山買っていたけれど、月に1回程度しか食べなくなって(さすがに週1とかで食べるくらいハマっている期間は終わったので)適量買うようになった。

お茶に関しては夏になってきてさすがに暖かいものを飲む機会は減りつつあるが、それでも意識して飲むようにはしているため消費量はそれなりにある。基本はスーパーとかで売っている緑茶のティーパックを使うわけだが、休日のお昼とか、メニュー的に緑茶とは違うかなという時に別のお茶を飲んだりしている。そういう時に、無印良品で売っているようなちょっとレアっぽいお茶を飲むわけである。
例えば「ルイボス黒豆茶」とか。名前の通りルイボスティー黒豆茶ブレンドなわけだが、結構味が深くて好きなお茶だ。ルイボスティーというのは南アフリカのお茶であるから、明らかに日本のお茶である黒豆茶南アフリカからやってきたルイボスティーという一見よくわからない組み合わせなのだけれど、これが意外と合うものだ。初めて飲んだのはたぶん無印良品のそれではなかった気がするのだけれど、無印良品に行けば気軽に手に入るので今ではそれを買っている。
ちなみにルイボスはマメ科の植物であるため、黒豆と組み合わせるのはそれほど意外ではないのかもしれない。誰が最初に試したのかは知らないけれど。

そんなわけで無印良品ではカレーとお茶のコーナーを巡回して私の中の定番商品を手に取ることが多いわけだが、それ以外にもちょっと目線をずらして普段買わない珍しいものを買ったりもするわけである。
例えば、カレーコーナーに一緒に置かれている、ナンとか。粉から作るタイプと、後は焼くだけの状態の既製品のどちらも買ったことがあるが、前者は結構厚みとか焼き加減がなかなか難しかったので、後者のような焼くだけの状態のもののほうが手軽でいい感じだった。ただまあ手作りの方も結構楽しくはあった。ナンを作ったことがある人ってあんまりいないと思うし。

それから、初期品コーナーの別の棚で「火鍋の素」を買って家で鍋を作ったりした。キムチ鍋とかの辛さとはまた違ったスパイスを感じるかなり本格的なもので、なかなかの辛さだった。香りからして結構な「本場感」である。花椒や唐辛子など10種類の香辛料をが入っているらしく、確かにかなり八角を感じる。苦手な人もそれなりの数居そうだけれど、私はすごく好きな香りと味だった。
ただまあ食べてから気が付いたけれど、私はたぶん本格的な火鍋って食べたことがない気がする。台湾に行った時は魯肉飯を3日で4回くらい食べたことを除けば、小籠包とかの王道の他に麺線や鹹豆漿やみたいなちょっと地元感のあるものまで幅広く手を伸ばしたのに火鍋までは手を伸ばせなかった。美味しい店を教えてもらったりしたのだけれど、その時は一人旅だったので鍋の店はちょっと入りにくかったというのはある。
それっぽいものは食べたことがあるけれど本場のものは食べたことはない、という状態である。
なのでまあ今後どこかで超本格火鍋を食べたときに、無印良品の火鍋の素がどれほど本格的かわかるわけだが、まあ本物かどうかはさておき結構美味しくて好きな味だった。
ただし、それなりに刺激的な味であることに加えて、消化器官に対しても刺激が強めであるということに関しては留意が必要である。私は食べてから夕方くらいまでなんとなく胃のあたりがスースーした感じだった。

無印良品の食品はどれも微妙に価格が高いのが欠点ではあるが、たまにちょっと変わったものを食べるには結構おすすめである。尖ったものが置いてあるので、たまに口に合わない場合もあったりするが、逆にハマったときの「引き」は凄いものがある。