言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

夏至と梅雨の終わり


昨日は夏至だった。一年のうちで最も日の出から日没までの時間が長いということで、確かに昨日は夜になってもずっと明るいままだった。
とはいえ大変残念なことに、外の明るいうちに家の外に出ることはかなわなかった。仕事が忙しすぎたのだ。昼休みはともかく夜は普通にしていれば出かけられる予定だったが、なんだかんだで22時くらいまで仕事がありどうにもならなかった。19時半くらいに窓の外を見てまだ薄らか明るいことになんとなく夏至のそれを感じたが、それくらいだった。
雨が降っていたのにそれなりに明るさがあったのだから、だいぶ日が長いということだけはよくわかったという、そういった日だった。
30分で適当に済ます夜ご飯、食べた気がしないのでほんとうにやめたい。仕事が終わらないのが悪い。

夏至が来ると夏がもうすぐそこまで近づいているんだなということに気づかされる。まあ今年に関してはもうすでに気温の高い日が続いており、30℃を超えるような日もあったので、薄々感じてはいた。
冷房をつける日も多くなってきた。気温が25℃を超えてくるとちょっとずつ汗ばんでくるというか、暑くなってきたなと感じるのだけれど、梅雨ということもあって湿度が加わると体感温度はそれなりに高くなってくる。28℃くらいに到達しそれなりに湿度があると、もう耐え切れなくなって冷房を除湿モードにして起動してしまうわけである。我が家が最上階だというのも関係があるとは思うが、天気が良ければ割とすぐに熱される傾向がある。
まあでも今日は昨日と打って変わってかなり涼しい一日だった。最高気温も26℃くらいで、この程度なら快適に過ごすことができる。ちょっとだけ風があるのもいい。外の風を取り込むと気持ちがいいというくらいのこの温度帯はとても過ごしやすくていい。昨夜だいぶ強めに雨が降ったから、気温が下がったのだろうか。
毎日気温が上下して身体が付いていけなくならないか心配ではあるけれど、今年からはあまりためらわずに冷房をつけてしまうように心がけているので、とりあえず今のところは大丈夫そうだ。

今のところは少々雨は少ないもののおおむね梅雨だなという感じの天気が続いていて、これからまた雨が集中して降るのだろうか……などと思っていたが、天気予報を眺めてみるとどうやらそうでもないらしい。
いつの間にか週間天気予報から雨のマークは消えており、曇りから晴れの予報がほとんどになっている。局地的に大雨となっている地域がある以外は東日本などは特に雨っぽい予報もなく、下手をすると今月のうちに梅雨が明けてしまうのではないかというくらいの天気予報になっている。
週間天気予報くらいになるとだいぶズレが生じて直前になって正確な予報が出ると全然違った結果になる、なんてことはよくあることだが、それにしたって雨の予報が全然ないのは本当に梅雨なんだろうかと疑わしくなってくるものだ。
梅雨というとまあたまに梅雨が全く開けずに8月くらいまでずっとぐずついている特殊な都市はあれど、そういう例外を除けばだいたい7月の半ばくらいに明けるものと認識している。早くても10日くらいで、遅くても20日くらいのそんなイメージ。かつて私が小学生だった頃などは夏休みに入る20日前後で天気が急に真夏になっていくという、そんな感じだった。例年そのあたりの日付で家族旅行が入っていたので、ギリギリ梅雨が明けて出かけられる! という年が多かったのを覚えている。
梅雨がなかなか開けなくてどうしたもんだろうと思った年は2回くらい記憶にある。一昨年なんて確か8月に入ってようやく梅雨明けだった。でも、逆はあんまりない。梅雨が短かった年でもさすがに7月の1週目が終わるかどうかくらいのタイミングまで明けたことはない……くらいに思っていたのだけれど、調べてみたらどうも2018年は梅雨明けが6月29日だったらしい。全然覚えていなかった。

 

まだ夏至を過ぎたばかりなのだ。普段であれば梅雨入りして10日ちょっとくらいのもので、まだまだこれから梅雨が続くんだなと少しがっかりするような頃合いなのだけれど、今年は既に梅雨が明けそうな予感があるというのは違和感しかない。週末から来週にかけて30℃を超える日しかない予報だけれど、本当にそうなるとしたら夏至を経て本当に「夏に至って」しまったのかもしれない。
今日くらい涼しくて暑さがそれなりの日が続いてくれればいいのだけれど、明日からまた冷房生活になるんだろうか。
今からこの調子だと、来月の今頃が怖い。