言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

お気に入りのマグカップが壊れた


一昨日、マグカップが壊れた。喉が渇いたので夜寝る前に冷たい麦茶を飲むことにした、その時の出来事だ。
我が家はシンクの上部分に食器を乾かしておく場所があるので、夕飯の後はそこに食器が乗っている。お皿は乾かして拭いたらしまうが、毎日使うコップや一部の食器(小皿など)はそのまま載せたままになっている。毎日使うマグカップもそこに置いてある。
食器がそれなりに乗っている状態でマグカップを取ったら、隣に置いてあった小鉢がバランスを崩して落ちてきた。まずい、と思ってマグカップを持ったままとっさに受け止める。きれいにキャッチこそできなかったが、一度手ひらを経たので小鉢は無事軟着陸させることができたので小鉢は割れずに済んだ。だが、途中で交錯したマグカップの取っ手が外れてしまった。
あまりにもきれいにぽろっと落ちるように取れてしまったので、最初何が起こったのかわからなかったが、手元のマグカップに取って長いことを認識し急に状況を理解した。直接取っ手に触れたかどうかは定かでないが、マグカップに与えられた衝撃により取っ手が取れてしまったということである。しかも運の悪いことに、取ってが抜けたことによりマグカップ本体側に小さな穴まで開いている。一応取れた取っ手を重ね合わせるとサイズ的に一致するものの、穴の周りが薄い膜のようになってしまっているのでいつまたここが壊れてしまうかわからない状況である。
とりあえずこの後どうするかは後で考えるとして、小さな袋を引っ張り出してそこにマグカップを入れた。カップ本体と取っ手以外に破片は見つからなかった。

よく考えると、シンクやそれ以外のキッチンの台の上はそんなに固い素材ではできていない。落としてしまってもあまり勢いがなければ割れたりしないかもしれないな、というくらいの軽いクッション性もある。実際、以前震度5弱地震が来た時に食器がいくつかシンクに落下したが、割れずに済んでいた。
落とさないようにするのは大前提としても、せめてマグカップを持っていない方の手だけを出して衝撃を和らげるだけにとどめておけばよかったのかな。まあいまさら言ってももう遅いが。


4,5年使ってきたお気に入りのマグカップだっただけに、ショックだった。
直そうと思えば直せるのだろうか。調べてみるとエポキシ樹脂のボンドで貼り付けると結構いい感じになるらしい。とはいえ、ただただ取っ手が取れてしまった場合の話のようなので、いささか気になる点はある。穴が開くような状態でも同じように貼り付けられるとはしても、その後の使用感が気になるところである。エポキシ樹脂の耐熱温度は150℃以上ということなので沸騰したお湯を注ぐ分には大丈夫そうな気もするが……どうだろう、この辺りはやってみないとわからないところだ。
直し方がわかっても最終的な障壁は私の有り余る不器用さである。綺麗に貼り付けができるだろうか、というところが一番自信がない。まあ使えなくなっても仕方がないくらいの気持ちで、一度試してみようと思っている。週末にでもまずエポキシ樹脂のボンドを買って来よう。

とりあえず今は別の使っていなかったマグカップを引っ張り出してきて代用している。けれどまあ、まだ違和感がすごくある。そもそも入れる量も変わってしまったし、形も違うのでなかなか慣れないものだ。不便というほどでもないけれど、ずっと割れてしまったマグカップの方に意識が向いてしまって、変な感じ。
同じ店で同じようなマグカップが売っていないかまた探しに行こうかな、いっそのこと。同じものが売っていたら万々歳、なくても似たようなものが買えればよし、という感じで。それかまあ、どこか遠出した時にマグカップを見るようにするとか……まあそんな感じで新しいコップを探す方向にも動いてみようかな。
まあでも、そうこうしているうちに今使っている代用品の方にも慣れてきたりして。それならそれでもいいんだ、愛着がわけば。

毎日使うものだから取り扱いには気を付けたい。