言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

マクドナルドがない最寄駅

地元駅の近くからマクドナルドが撤退して久しいのだけれど、未だになくなってしまった理由がよくわかっていない。
駅前立地でそれなりに広さはあった。割と混雑している印象で、屋内席ではなく屋外席を使うことが多かったような印象がある。それなのにある日突然、マクドナルドは撤退してしまったのだ。

飲食店の出退店なんてままあるものだし、理由なんてわからないものなんだけれど、マクドナルドはなくなった時に結構残念に思った記憶があるので、それを未だに引きずっているわけだ。


今、家の近くでマクドナルドを食べようと思ったら、電車に乗る必要がある。正確には歩いて行ける範囲にも一応ないことはないのだけれど、30分弱歩いて食べに行くのか? というのと、駅まで歩いて電車で一駅乗っていくのか? ということであれば断然後者である。幸い隣駅は定期圏内なので電車賃が別途かかるわけではない。

しかしながら隣駅にそんなに用があるわけでもなく、用があってもじゃあ目的地はマクドナルドなのかといえばそんなことはたぶんほとんどない。基本的についでで入るとか、つい寄るとか、そういう存在。ご飯を食べようと思って入るかと言われれば否定はしないけれど、それは朝ご飯が遅かった時とかの軽い昼ご飯とかそういう扱いである。
そんな扱いではあるけれど、やっぱりなかったらなかったでさみしいというか物足りなく感じるのだ。わざわざ狙って足を運びはしないけれど、なかったらちょっとだけ不便というか物足りないような感覚である。

ファストフードの店と言うのはわざわざめがけては行かないかもしれないけれど、目に着いたら意外と入るものである。だから遠征して行って入ろうかということにはなかなかならない。あるから入る。なければそんなに行かない。


ところでマクドナルドの代わりに(という表現が正しいかは置いておいて)モスバーガーの店舗が最寄り駅近くにはある。近いとは言ったが、旧マクドナルド店舗と比べるとずっと駅から遠い場所にある。
できたのはいつだったか。マクドナルドと共存いたかどうかは記憶が定かではない。似たような時期に無くなって似たような時期に出来た気がする。

モスバーガーは価格帯がかなり違う。私にとっての役割と言うか位置づけも結構違う。マクドナルドはポテトやナゲットを食べるのが好きだ。バーベキューソースなんかもいい。おやつとか軽食、時間つぶしに使ったりもする。
対してモスバーガーはもう少し位置づけが食事に近い。モスバーガー(商品名の方)のあのミートソースっぽい味が好きだ。

私にとってはマクドナルドかモスバーガーとは取捨選択の関係ではなく、共存し得る関係なのである。どちらも欲しい。どちらも一緒に在って欲しかった。