言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

プレゼント交換

プレゼント交換というのをやったことがあるだろうか。みんなで1つずつプレゼントを持ち寄って、ランダムに受け渡しを行うというもので、どういうわけだかクリスマスのイベントでこれを行うことが多い気がする。私だけかと思って「プレゼント交換」でGoogleにお伺いを立ててみたところちゃんとトップヒットがクリスマスだったので安心した。
誕生日プレゼントでも悩むものだが、クリスマスプレゼントを用意するとなるとそれはもう悩ましさに拍車がかかるわけだが、さらにプレゼント交換として誰に渡るのかわからない状況でのプレゼント選びというのは難しすぎて困ってしまうものである。
想像してみて欲しい。クリスマスソングに合わせてプレゼントをぐるぐる回していく、あのプレゼント交換を。ぐるぐる回していくうちに曲が止まって、そうして誰かが私の買ったプレゼントに当たるわけだ。その時の相手の反応が問題である。「うわーすごい!」これなら万々歳だ。プレゼントとしては最高の反応である。「うわーなんだこれやベーぞ!」これでも良い。イベント的には大外れでも盛り上がればそれでもまあ良いだろう。だが例えば「あっ、ああ……」みたいな微妙な反応、これが一番気まずい。自然「これは誰の選んだやつだ?」という話になるわけで、それはそれは気まずいものである。この塩梅が非常に難しい。難しすぎて私は無難に無難を重ねてマグカップを買って包んだ記憶が残っている。12月のクリスマス一色の「LOFT」の店内で、ああでもないこうでもないとうんうん唸りながら決めたものだ。ハードルが高すぎる。
そういう意味でLOFTには非常に助けられたものである。高校生くらいのときは何かあるととりあえずLOFTに行っていた。プレゼントそのものを探しに来るよりも、どちらかというとそれを包むための袋とかラッピングだとかを買いに行くために使っていた。

プレゼント的な物は大抵、買った店でラッピングをしてもらうことができる。でも、それだけではなくて、自分でラッピングをするという手段もあるわけだ。中身で勝負する前に、見た目をそれっぽくするだけでもなんとなく雰囲気ができるものだし。

最近怠惰に逆戻りしている私はあまりやらなくなってしまったのだが、プレゼントを自分でラッピングするというのは案外プレゼント選びの際の選択肢を広げられることにもなるので、ここぞという時ほどラッピングは自分で行うようにしている。
まあ単純な話で、自分で包めば他に何かを付け足すのが容易だからである。クリスマスならクリスマスカードとか、そういうのを「仕込む」のには自分でラッピングするのに限るわけである。あとは、小さめのものを複数購入した場合や、プレゼントにおまけ的な役割の物を付ける時のも同じことが言える。手間だけれど、貰った時の感じ方や、細かく二つ手渡しするよりもまとまっていた方がお互いいいよね、という点からも、この手法はすごくいい方法だと個人的には思っている。
もちろんこれは完全に人から教えてもらったやり方である。LOFTでの買い物に付き合った時、ラッピング用品を買っていたので聞いたら上記のような事を教えてくれた。そしてすぐに真似をした。そういうわけだ。

ただ1つだけ困っているのは、12月にLOFTに行くと延々クリスマスソングが大音量で流れていることである。そのせいで、最近カラオケで友人が歌ったクリスマスソングに「あ、LOFTの曲だ!」という反応をしてしまい笑われてしまった。