言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

気温差と花粉と

このところの天気と行ったら妙なもので、木枯らしこそ吹かなかったもののもうすっかり寒く冬になってきた……と思っていたら急に20度を超す陽気になってみたりと落ちつかない。落ち着かないだけで済めばいいが、こんなに気温の上下があると身体の方が付いていけなくなってしまって困るというものである。


私だけでなく一般的にもそうだと思うが、季節の変わり目と言うのは風邪をひきやすい。私は寒暖差アレルギーなのかどうかは良くわかっていないものの、大抵季節の変わり目になると鼻水がよく出たりする。今年は特にそれがひどい。本当にたまたまだけれども、20度を超える陽気を観測したその直前の土日で、草津温泉のような最低気温が-4度の極寒の地に行ってしまった事も大きい。もともと鼻水が出るような所はあったが、あまりの寒さに鼻水が止まらなくなった。そしてこの陽気である。もう参ってしまうのを無理はない。

ただ、鼻水が出るのは何も陽気のせいではない。
花粉。それも秋の花粉ではなく、春のスギ花粉の影響である。

どういうことなのか。

それは至極簡単な話で、春先のスギ花粉真っ盛りの時期まで来ていたコートやらマフラーやらを引っ張りだして来たからに他ならない。衣服に付着した花粉がここにきて再び私に襲いかかっているのである。これではたまらない。初めは気のせいかと思ったが、とうとう目がかゆくなってきたのでこれは間違いなく花粉の影響であると思わざるを得なくなったのである。

無論、仕舞う前にクリーニングには出している。でもそれでは足りなかったらしい。慌ててコロコロを掛けて物理的に花粉を排除しようと試みたものの、完全には取りきれていないらしく相変わらず目がかゆい。鼻水は出なくなったが、目がどうしようもなくかゆいというこの状況はまさに春先のスギ花粉真っ盛りの時の状況そのものである。なんでこんなに辛いんだろう。


でもなんで今年に限ってこんなに酷いのだろう。今年の春はそれこそスギ花粉の攻勢は例年より酷くなかったはずだ。例年と違ったのは花粉がせっせと生産されている山の中の道を多く車で走った事くらいで、むしろコートでそれほど歩き回っていない分思い当たる節もない。
となるとコートの材質だとかその辺だろうか。思い返せば今使っているコートは結構新しい奴のような気がする。だからかもしれない。

気温差でやられているところに、春先からのありがたくない贈り物。体調こそ崩していないものの、目がかゆくて鼻が出るこの状況は一刻も早くなくなって欲しい。どうせあと2カ月もすれば本版がやってくるのだから、今から予行練習なんていらないんだよ。