言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ライトが壊れた

 

普段何気なく使っているけれど、急に使えなくなると困る。あるある、あるよね、なんて思っているけれど、いざ自分がそういう場面に遭遇するとすぐには動けないものである。
こういうキーワードで思い浮かぶものはいろいろあるけれど、私の場合はそれが「卓上ライト」だった。

私は家に帰ると真っ先に自分の机の方へ向かう。そのままPCの電源を付けたり、郵便物を開封したりするわけで、まず机の上の電気つまり卓上ライトを付けることになるのである。そのライトがどうも点灯しないのである。蛍光灯が切れたのかな? と思って交換してみたが点かないので、どうもライトそのものがオシャカになってしまったらしいとそのあたりで気が付いた。机に備え付けのタイプのもので、もう10年以上は使っている代物だ。劣化もするだろう。ただ前日まで全くおかしなそぶりは見せていなかったところから突然こと切れてしまったので驚いてしまった。
今まで何気なく使っていたが、卓上ライトというのは偉大である。ライトが使えなくなって、ライト関係の配線を調べるときにも無意識に明るくしようとボタンに触れている自分がいた。仕方がないのでiPhoneのライトで照らして見たけれど、不便は不便だった。PCの画面だって、部屋の明かりだけでは不十分だ。卓上にライトがないとどうも暗い。一時的に別の光源のある場所へ移動してみたりもしたが、外付けHDDを使っていたりしている関係上、使える場所は制限されている。ということで、余計なあがきはこれくらいにして新しく卓上で使えるライトを買うことと相成ったわけである。

とりあえずネットで注文して届けてもらえば良いや、という気持ちで適当にAmazonで探して見たのだが見事に値段も性能もピンキリで参ってしまった。サイトをいろいろ見てどういった基準で探すべきかと見てみたりしたが、どうもピンとこない。スペックはなんとなくわかっても、ライトは実際の使い心地や色なんかが大きく関わってくるので、これはもう電気屋に見に行くしかないな、となってしまった。
これは意外な発見だった。今までオンとオフしかないようなライトを使ってきた癖に、いざ新しく買うとなると迷ってしまうのである。使えなくなって初めてわかるこだわり。こだわりと言うか、失敗したくないという思いと言うかは諸説ある。

そんなわけで適当なライトをビックカメラで見つけて、卓上に設置している。それなりに値段もしたがLEDのタイプのものだ。卓上に置くだけでなく、今度は取り回しも効くタイプのものにした。
しばらくはこのライトの素晴らしさに感謝しながら毎日使うことになるだろうが、動作にも慣れた頃にはもうすっかりそんな気持ちを忘れてしまうんだろうね。
当たり前に使えるってのが一番なのに、現金なもんだよね。