言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

眼鏡を新調する


最近、眼鏡の調子がおかしいなあ、なんて思ってまじまじと見たところ、どうもレンズの上に一枚張ってあるような形になっているブルーライトカットのシート部分に大きく傷が入ってしまっているのを見つけてしまった。たぶん眼鏡拭きを使っているうちに、もともと経年劣化というか何年か使っていた分、細かく傷でもついていたところを最後擦って剥がしてしまったんだろう。こればっかりはどうしようもない。だって四六時中使っているものだから、毎日砂とかなんだかのゴミが付着するし、毎日何度か眼鏡拭きでレンズを拭っている。そういうものだから、多少傷が付いたり汚れていたりしてもそんなに気にはならないものだった。
まああえて例外を挙げるとすれば雨の存在で、これはほんの少々の雨量でも眼鏡に付着するとそれはもう厄介なのでそんな日は憂鬱になる。足を止めて眼鏡を拭う回数が増え、かといって放っておくわけにもいかず(乾くと跡になってしまったり、汚れが残る)、細かい傷に入り込んで汚れというか視界を遮る曇りのようになってしまったりもして、これは眼鏡を四六時中しているような人種にはよくある悩み事なんじゃないかと思うくらい日常的にやられている。

とはいえ、レンズが割れたりしたわけではなく、こうしてブルーライトカット用のシートが削れて違和感を覚えるようになるとは、盲点であった。というかシートを貼っているだけだというのもこうして傷がついて初めて気がついた。レンズと色が違うのである。ただレンズに傷が付くよりも色が変わったぶん違和感は大きい。良いことばかりでもないわけだ。
そもそもPC作業が結構多いかなぁなんていう軽い理由でブルーライトカット機能を付けてもらっていただけで、特に深い理由を考えずに使っていた。景色がほんの少し、僅かにだけど暗めに見える以外の弊害はなく、別に支障もないしこれでPCで目が疲れにくくなるならそれはいいな、くらいの感覚だった。それが剥がれることの弊害は特に考えもしなかったし思いつきもしなかったわけである。

まったく見えないわけではないし、違和感があるくらいだからそのうち、それこそ休みの日にでもまた新しく買いに行けばいいのだがそれはそれで面倒くさい問題を孕んでいて尻込みしている。というのも、どんな眼鏡が似合うのかいまいち自分で良くわかっていないからである。実を言えば、2度ほど既に眼鏡屋には足を運んでいる。むろん、特に高額ではない、それこそ誰でも知っているようなチェーン店である。ところがまあ上手く決まらない。今まで行っていた店舗がなくなってしまったのも大きく、初めて行った別の店舗がお洒落すぎてびっくりしてしまったのもある。

ちなみに、コンタクトレンズにするという選択肢はない。5年くらい前に1度挑戦をしたのだが、両目を入れるのに2時間、取るのに1時間と馬鹿みたいに苦戦したからである。良く考えたら目に手を入れるなんて無理だ。軽い感じで「まず白目を触って」みたいに言われても、そこから出来ない。何せプールの中で目を1秒も開けられないのだ。目は不可侵領域である。目薬は最悪目を開けていなくてもさせるからなんとかなっているだけで、基本的には眼球は絶対的不可侵領域なのである。だから慣れるとか何とか言う以前に、触るところからものすごいハードルが課せられているのだ。それを克服してまでコンタクトレンズは付けたくない。

 

だから私は新しい眼鏡を買いに行くわけである。
もういっそのこと、今かけているものと全く同じものがあればそれで、と頼んでしまえばいいのかなぁ。