言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

風邪をひいた日の話

あっ、やばいなぁ……と思ったのは、頭痛がした時だった。
気温10℃の函館から20℃の東京へと帰還し、まあこの時点で気温差に若干やられているところはあったが、時間も遅くなく疲れもそれほどでもなかったので大丈夫だろうとタカをくくっていた。帰りの飛行機で爆睡したためかやや喉のあたりに不安があったのが今思うと兆候だったのだろう。
その日の夜、頭が痛くなった。疲れか寝不足だろうと思って寝て、翌朝起きたらびっくり、喉が痛くなっていたのである。鼻水も止まらない。
そこでようやく気づいたのだ。ああ、こいつは風邪だぞ、と。ついでに運の悪いことに口内炎までできている。
これでは食事の味がよくわからないとかそういう段階から、もはや食事を口に運んで口内炎、飲み込んで喉が痛い、鼻が効かないので味もあまりわからないと、なかなかに辛い状況になってしまった。食べることは楽しみの大部分を占めるので、これはかなりの苦痛だった。それと鼻水のせいか自分が空腹なのか否かよくわからなくなってしまい、食べ始めてああお腹空いていたんだな?と認識する始末である。
1日も早く治ってくれないかと願いつつ、久々に冬用の布団を引っ張り出し床についた。
寒暖差おそるべし。