言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

カーシェアを使わなくなったので解約してもいいだろうか

カーシェアリングという仕組みがある。駐車場に置いてあるカーシェア専用の車を、ネットで予約して使えるものである。まあ要するにレンタカーの手軽な奴だ。短い時間ちょっとした足として使うのに適しているものである。
私はこれを旅行先のちょっとした移動に使っていた。レンタカーを借りて1日乗り回すほどではないけれど、徒歩では厳しかったり公共交通機関も便利ではないときなどに使っている。

初めて使ったのは、徳島に旅行した時だった。
当時技術研修で行っていた先がプレミアムフライデー導入企業だったので、金曜日の15時に仕事が終わるという時があった。なので仕事終わり(というか研修終わり)にそのまま空港に向かうその手前で降りてカーシェアの入会処理をした。即日使えるということだったので、夜に徳島についてから、食事と眉山での夜景観光のために車を借りたかったのだ。食事に関してはギリギリ徒歩でも行けそうな場所だったが、夜景観光のためにはさすがに車が必要だった。
レンタカー屋は当然営業していない時間だったし、レンタカーというのは基本料金がそれなりにかかるものである。1,2日使うには気にならなくても、短時間ならばかなり割高だ。
そこで、カーシェアを使うことにした。徳島駅近くの駐車場で空いている車を探して、ネットで予約する。3時間くらいの予約にしたような記憶がある。それを使って、徳島ラーメンを食べに行って、眉山ドライブをした。夜に現地についてから少し動けるというのは新鮮で楽しかった。

そんな感じで、私はカーシェアを旅行先で使っていた。レンタカーに比べると割安ではあるのだけれど、料金体系的に長時間乗り回したり長距離を乗り回すのには向いていないので、いつもたいてい食事 + 1か所くらいどこかに行くというような、そんな使い方になった。
会費が月ごとにかかる分、会費と同じ額は利用料金から毎月1回は割引される仕組みである。なので、毎月少しずつ使った方がお得ということになる。まあ必ずとはいかなかったが、そこそこの頻度で使ってはいた。

しかしながら去年はほとんどカーシェアを使わなかった。純粋に旅行をする数が減ってしまったからである。特に一人旅行が圧倒的に減った。そうすると、現地でちょっとだけ車に乗ってどこかに行こう、という使い方も相対的に減ることになった。複数人でカーシェアの車に乗り込むこともあるんだけれど、それなら普通にレンタカーを借りても割高感が薄まったりするからだと思う。あとまあ乗り捨てとかできないし。
そうするとまあ会費だけが毎月引き落とされて、もったいないことになってしまっているのである。
家の周りで使えばいいのだけれど、あんまりそれは気が進まないというか、どうしても時間課金になるので「移動は短時間だけれど現地で長い時間を過ごす」系の用事には使いにくく、カーシェアという選択肢を取りづらい。公共交通機関でもある程度行けそうな場所であればなおさらだ。まあそもそもそういう出歩く用事というのは減少しているんだけどさ。

それでまあ、今年も既に3月だけれどまだ1度も使用していない状態だ。何なら更新した免許証を登録していないので、今すぐ使おうと思っても使えない状況である。使う予定も今のところない。

じゃあもう解約した方がいいのかな、と思うに至っているわけだ。千円くらいとはいえ使わないのに毎月無駄にお金が引き落とされるのは良いことではない。また使いたくなったらその時は改めて入りなおすから、今はしばらく使わないでいていいかなって。

 

急にライブ参戦が決まって行ってきた


世の中急に予定が決まることは多々あるけれど、ライブ参戦が急に決まったのはそこそこレアな経験だった。
昨今のご時世的には、そもそも現地参戦できるライブイベントの存在というものがそもそも珍しい。多くが無観客ライブであり、同時刻に配信が観られるというタイプのものである。
まあ配信ライブならではのトラブルというのはある。自宅で見る場合は自宅のインターネット回線の性能にどうしても依存してしまうからだ。回線が悪いと画質が悪いどころかところどころ途切れたり、読み込み速度によっては長めの遅延が発生したりしてしまう。例えば年越しカウントダウンライブなどでは画面の向こうではまだカウントダウン中だけれど現実世界ではもう新年を迎えている、というような事態に陥ったりする。実際遭遇して笑ってしまった。画面の向こうは去年だけれど自分はもう年越し済。あるとは思っていたけれど本当に起こるとは、という感じだった。
これは現地では起こらないことだし、ライブビューイングならば起こっても気が付かない。自宅という環境で見ているからこそ起こる事故だと思う。まあライブに限らず、そういうことに翻弄されてきた1年間ではあったよね、去年から今年にかけてずっと。
しかしまあ家等で見られるというのは手軽なのでこれからもぜひライブ配信アーカイブ配信などは続けて欲しいものだ。現地ライブが復活しても、それからライブビューイングが復活しても。家に限らず、カラオケとかに持ち込んで観賞する人もいるらしい。あるいは、旅行先のホテルとかでも(よく考えたらこれはやったことがある)。手段が増えるってのは本当に良いことだ。

しかしまあ昨年の今頃から今年にかけては、ライブというのは無観客化と延期、それから中止の連続だった。申し込んで、当落を見て。そして延期連絡や中止連絡。無観客化は見られるだけ全然良いけれど、中止はなかなか複雑な気持ちになる。見に行く自分たちもそうだけれど、出演する人たちもまたいろいろな葛藤だったり苦労だったり、そういったことが垣間見られるだけになかなか辛い。だからまあ、中止になることにないして文句は言わないし、言えはしなかった。たくさん中止になって払い戻されるチケット代を眺める虚無感は忘れられないが、そもそも開催できないという気持ちもまた途方もないものだと思う。
開催できればそれでいいし、現地に客が入れるならそれもいい。減点方式じゃなくて加点方式でありたいよね、できるだけさ。もちろん、自分の中に残念な気持ちや、見に行けないことのもどかしさはあるし、どこにぶつけたらいいのかわからない気持ちもあるわけだけれど、まあもうなんだろう、そういう気持ちと付き合っていかなきゃならないんだろうね、これからも。

それでまあ話を戻すけれど、先日もライブがあったのだ。そもそも先行申し込みでは落選していたので今回も配信で見ようかな、と思っていたのだけれど、最終の追加申し込みをするという話を見つけて応募したら奇跡的に当選していたのだ。ライブ開催3日前の事である。直前も直前だ。2枚連番チケットがあるから来ないか、と直前に誘われるケースはまあないことはなかったけれど、今回のようにギリギリでチケット当選というのは初めての経験だった。滑り込みでライブに行くことができたのである。
この1年間でライブ入場への本人確認が厳しくなって、事前に顔写真登録等が必要になっていた。昨年の秋(今思えば奇跡的に開催できた有観客ライブ)もライブの前の週とかに顔写真を登録した記憶がある。ところが今回は当選発表が直前すぎてそういった案内はなかった。
現地に行くと、会場の壁とかに「入場時は顔写真付きの画面を見せて入るように」という旨の張り紙があちこちにあった。でもまあこちとらそんな案内は来ていないわけである。ちょっと怖くなって当選ページとか、あとは入場用の電子チケット周りを確認したけれど、顔写真登録用URLは存在しない。顔写真とかの不備がある人は不備アリの場合の窓口へ通されるとかそんな案内すらあり、どうしたもんかと思って係の人に聞いてしまった。
まあ結果的には、直前当選の人は顔写真登録は不要とのことだった。検温と消毒、電子チケット上での本人確認だけで大丈夫だったので、一安心である。直前の物販でこれまた本人確認不備で購入できずに帰らされている人を見ていたので、余計にビビってしまったが杞憂に終わってよかった。最後に開放した最上階のシートの人は同じような感じだったようなので、例外ケースとして処理してくれていたんだろうな。
無事にライブ参加ができてよかった。

これは完全に余談なんだけれど、ライブが始まって2曲目に差し掛かった時に、急に地震が来るという事件があった。ところがまあライブ会場というのは往々にして揺れやすいものであるという印象があるのだろう。震度は3はあったのだけれど、気が付いている人はあまりいなかった。どよめきもなく、結局その曲はやり切った。
え、でも揺れてるよな、と思って思わずきょろきょろすると、通路を挟んだ向かい側の人と目が合った。
「揺れましたよね?」と言われた気がした(曲が流れていたしマスクをしているから想像だけれど)ので、やっぱりそうですよね? という感じで首を縦に振って応えた。ライブ後に合流した友人も気づかなかったと言っていたから、会場全体の体感としてはそんなもんだったのかもしれない。
むしろ、地震があった旨のアナウンスが流れてライブが中断になったところで、5000人近くいた会場の人が誰も何も発さずにしん……と静まり返っていたのが不気味で怖かった。誰も何も言わずに、ただただざわめきもなく押し黙っている光景は異様であった。別のライブ演出では小さく笑いが起きたりしていたので、あれはいったい何だったんだろうな。地震です、宮城で震度6です(実際は5強)とアナウンスがあったら「マジかよ」的な反応がありそうなもんだけれどな……。いいんだけど。感染対策としてはそれでいいんだけどさ。

 

焼肉してきた

友人に誘われて焼肉をしてきた。やっぱり焼肉はいいね。2千円くらいのコースだったのに、肉の種類が結構あったしボリュームもちゃんとあった。最後に食べたすき焼き風のやつ、美味しかったな。あれのためにご飯残しておけばよかったよ、ほんと。
焼肉は久々だなと思いながら行ったけれど、よく考えれば一人ではそこそこ行っている。一人焼肉専門店というのが普及したというのもあるけれど、そうでない店だって世の中全体的に一人焼肉への障壁は薄くなってきているような気がする。
私の場合はそもそも一人焼肉に抵抗がないので、暇があるとき(修羅場じゃないとき)は結構仕事の昼休みにも焼肉をしに行ったりもした。焼肉屋に行って肉を焼かずにビビンバを食べて帰ることもあったけれど、まあそれは例外でたいていはちゃんと肉を焼いて食べていた。
焼肉はなんとなく夜よりも昼の方が気軽に食べられる感じがする。一人で夜に焼き肉をしたことがないわけではないが、なんとなくいつも頭のどこかで値段を計算しているというところがあってちょっと落ち着かない。複数人ならそんなに気にしないんだけれど、一人だとまあなんか値段をまじまじと見て計算しちゃうんだよね、なんでか。
焼肉ランチっていうのはたいていランチ用のセットになっているので、明朗会計だし酒は飲まない(場合が多い)し気が楽なもんだ。

しかしまあ焼肉ってのはわかりやすくていいね。肉を焼いて、適当に食べる。肉じゃないやつもたまに焼いて食べる。原理主義者じゃないのでご飯も頼む。サラダもついていると嬉しい。キムチとかスープとかがあればなお嬉しいかな。サイドメニューってのも好きなんだよ結構。
まあ種類を楽しもうと思ったらやっぱりそれは一人じゃなくて複数人いた方がいいだろうな、とは思う。

そういうわけで一人で行く焼肉も良いが、複数人でも結構良いもんである。一緒に行った友人が世話焼きタイプというか、気を回してくれるタイプだったので楽をしてしまった側面はあるけれど、話しながら適当に焼いて食べるってのもやっぱいいよな、と思った。
ただまああれだな、会社のちょっと偉い人とかとはあんまり行きたくないな。機会がないけれど、変に気を遣いそうだしなんかしなきゃならない感じもするし微妙なところだ。そういう時はいろいろ「わかってそうな」先輩とかと行きたいもんだね、真似するんで。
変に気を遣う相手じゃなく、例えば同じチームとかそれなりにかかわりのあるメンバーであればむしろ焼肉ってのは簡単でいいから、飲み会とか結構焼肉だったりして。会社の経費とかで使える額が一人当たり5千円とか決まってたりするけれど、孫くらい出せば目に見えて質が良くなるし、それでいて財布が痛まないならなおのこと良いわけである。一人なら別に肉のクオリティとか全然気にもしないけれど、やっぱり複数人だと目に見えてちょっと豪華だとテンションが上がっていいし、焼肉はわかりやすくていいというのはそういうことである。

ただまあ今回も2人で行ったわけだけれど、それ以上の人数ではなかなかまだ焼肉ってのも厳しいご時世だろうな、とは思う。普通に食事をするよりも、肉を焼いている時間がアイドルタイムになる分なかなかそのあたりの難しさはありそうだ。焼くのを頑張りすぎると、しゃべってる暇はあんまないんだけどさ、まあ食事の後半はそうもいかないしね。

あー、行ってきたばっかりだけどまた焼肉がしたいな。欲を言えば、焼肉で食べ過ぎても太らない身体も欲しいけど。

 

ギリギリモーニング実施中の時間に入店した

この間、朝から何も飲み食いせずに映画を見に行った。飲まず食わずで行動しなければならなかったわけではなく、勝手にそうしただけである。というのも、映画(エヴァ)が朝8時開始の回だったので、そこから10時45分までの長丁場にあたってトイレに行かずに済むのだろうかという懸念点があったのである。
映画を見ているときにトイレに行きたくなるというのは結構ある話である。我慢して突っ張るよりは我慢せず早めに抜け出してトイレに行った方がよいというのがこれまでの経験則だが、TVドラマではないのでCMが挟まるわけもなく、トイレに行くタイミングというのはなかなかわからないものである。初見なら特にそうだ。
特にちゃんと見たかったので空腹のことは忘れることにして飲まず食わずの状態で行ったのだけれど、さすがに10時45分に映画館から放り出されたときにはおなかがすいて仕方がない感じになっていた。

とはいえ、ランチタイムには微妙に早く、なおかつランチをする予定は既に別であった。12時半過ぎから焼き肉である。とするとまあここは軽食を挟んでおくくらいにとどめるのが正解だろうと、そう思ったのである。
それならカフェ的なところにでも行くかと少し歩いて見つけた店に入った。メニューを見るとモーニングメニューがあるではないか。朝ご飯を食べていない、その代わりとして食べるのだからモーニングでいいよな、ということでコーヒーとバケットのセットを注文したのである。
こういうサイズのモーニングセットって、結構好きだ。1食分とするには軽いけれど、こうしてちょっと小腹満たしとして食べるのはちょうど良い。

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そういえば時計とかは全く見ていなかったのだけれど、どうもちょうど入店が10時59分とかで、注文タイミングではもう11時を回っていたようである。モーニングは11時までらしい。注文をした後、お冷が来るより先に「メニューを交換致します」と店員の人が来てそこでやっと気が付いたけれど、まあ結構ギリギリというか、むしろ超えているような感じだったんだな。
しかしまあモーニングの時間に入店して、そのままランチタイムに突入したが未注文である場合は、どうやらモーニングのメニューも受け付けてくれるような仕組みになっていたようだ。隣に座った人も同じようなタイミングで入店したが、ランチメニューの方にお目当てがあったようで先にメニューを受け取っていた。なので結果的にはモーニングもランチもどちらもギリギリ頼めるようなタイミングだったのだろう。融通を利かせてくれてよかった。

どうでもいいけれど、食事後のコーヒーを飲みながらゆっくりしているとき、マスクをつけておくべきかちょっと悩むね。ご時世的なところはもちろんそうだけれど、それ以上に花粉が怖い。換気のために窓を開けている場合が多い以上、屋内であろうとあまり関係がないところだ。
ゆっくり時間をかけて飲んでいるときなどは言葉は一言も発さないが、花粉は普通に侵入してくるわけだし気を付けた方がいいのかもしれないな。それでくしゃみが止まらなくなったらどうしようもないし。

 

手が筋肉痛で痛い

手が痛い。理由ははっきりしていて、週末にやったボウリングのせいである。
友人と食事をして、流れでボウリングをしに行ったのだけれど、久々すぎて1ゲーム目のスコアがとんでも低いことになった。2投に1度はガーターになるのである。そりゃあ70とかになるわな、スコア。
しかしまあ適当に流しておけばよかったのだけれど、途中から「せめて3桁得点には載せたいよな?」となったのがすべての間違いであった。
1ゲーム10回得点の機会があるということは、少なくとも1度以上はスペアないしはストライクを出す必要がある。かつ、そのうえで極端な低得点を出さないという必要もある。ストライクの後にガーター2連発したらただの10点、むしろ2回分で割ったら5点ずつ取ったのと同じである。そういうことは避けなければならないわけだ。
まあ2、3ゲームもやっていればそのうちどちらかが出すだろう、という感じで進んでいったのだけれでどうも調子が上がらず、ストライクの後にガーターを放り込んだりという非効率なことももちろんやったうえで微妙に100点までは届かないということになったりした。だがまあ99点までは運の悪いことに到達してしまったがために、泣きの4ゲーム目に突入したのだった。
今度こそは行ける、というハイペースで得点を積み重ねていったが、もう4ゲーム目であるということもあり後半大失速し結局100点に到達しなかった。
ボウリングはある程度定期的にやらないと感覚を思いだすまでに時間がかかるし、思い出すのが遅いとうまく進む前に体の方が限界になる。3ゲーム目くらいやるともう翌日の筋肉痛は確定なんだよな、これがまた。ボウリングで使う筋肉って普段全く使っていないようで、腕とか足とかまあいろんなところに影響が出るのである。
まあ多少は良いのだけれど、うっかり力を入れて4ゲームもやってしまったので筋肉痛になる前に手が痛くなった。翌日になって筋肉痛もちゃんとやってきた。キーボードを打てないということの程ではないが、常に気にはなるような状態である。まあそれはボウリングをやろうという時点で分かっていたことなんだけれど、たまにやると楽しいんだよなボウリングって。
でもまあこういう時に仕事はノートPCで良かったな、とは思ったりする。キーボードの押し込みが弱くても大丈夫なので、指をすべらせるような感じであまり上下動させなければそこまで気にならない。利き手が左でマウスが右にあるのも良いことかもしれないな。左手はほとんど場所固定なわけで、それは助かっている。
ただしそれ以外の場合は普通に影響が出ているので、やっぱりボウリングはほどほどにしておくべきなのである。何事も急にたくさんやるのは良くないので、継続的にやるかあるいはたしなむ程度にしておくか。まあそういうことなんだろうな。

 

両腕に針を刺された採血の話

一昨日は午後に半休をとった。金曜日の午後半休と言えば旅行に出かける場合がほとんどなのだけれど、今回は珍しく違う用事だった。通院である。
仕事がそこまで忙しいわけではないタイミングであったということと、予約がちょうどよく休日に取れなかったという事情が重なり、それならば金曜の夕方とかに受けに行ってしまえば良かろう、ということになったのである。
しかしまあ普通に病院に行くならばどうということはないのだけれど、今回は採血を伴うということで私は少々げんなりしていた。午後に採血をするということはすなわち、朝食を摂った後は絶食となるためである。16時に受信予約をしていたので、5時間以上は開けてくださいねと言われればそうするしかない。10時くらいまでなら食べても良いということなのでそのギリギリを攻めてみても良かったが、そうすることによって血液検査の数値が良くなるわけでもないので、普段通りに7時半くらいに食事をして、そのまま16時まで何も食べないことにした。
お腹が多少空くくらいだからまあ我慢すればいいや、と思っていたのだけれど、やはり何も食べないというのはそれなりに苦痛である。あとまあ時間をつぶすのが割と大変だった。今どきは早く行き過ぎても怒られる(ソーシャルディスタンス的な意味で待合室の空きが少ない)ので、ギリギリまで周辺で時間をつぶす必要があるのだ。でもまあ食事をするわけにもいかず、何か飲むわけにもいかず、そうすると適当に歩き回って時間をつぶす他ないのだけれど、空腹なのでなかなかそれも辛い。駅にでも戻って多少寒くないだろうというところでじっとしていればよかったんだろうかね。それも思いつかなかったので、空腹のままふらふらと10分くらい歩く謎の時間を過ごした。
でもまあ病院についてみればほとんど待ち時間もなく診療が始まったので、もう少し早めに到着していてもそんなに問題なかっただろうな、とは後から思った。待合室に移動してから2,3分待っていただけなのに「予約していただいたのに、大変お待たせいたしました」なんて言われた時にはちょっと笑ってしまったくらいだ。
診察のほうはつつがなく終わったのだけれど、その後採血をする段階になって問題が発生した。針を刺す場所にめどが立たないのである。
そもそも私は採血が苦手だ。針が刺さる事全般苦手なのだけれど、予防接種などの注射よりも採血は苦手である。痛いし長いし。それからあと、私はどうも採血がやりにくい体質(?)らしいので余計に嫌なのだ。

利き手と逆の手を出すように言われ、右手を出す。バンドを巻いて圧迫しながら、しばらくこすったりしたのち、今度は逆の手を出すように言われる。言われるがまま、左手を出す。同じようにバンドをしてこすったりするが、どうもうまく血管が見えないらしく、今度はベッドに誘導される。
寝っ転がった状態で左手を差し出し、今度はどうにか見えたのか針が刺される。痛い。今までで一番痛くて本当に口で「痛っ」と声に出してしまう。声に出てしまうのは歯医者以来。「チクっとしますよ~」と言われてチクっとでは済まなかったのは初めてだ。でもなんだか様子がおかしく、一向に血を抜く様子がないので訝しんでいたら、「ちょっとグリグリしますね」と言われる。何それは。針を入れた状態で「グリグリ」するってなんだ。案の定痛い。痛かったけれど結局ダメだったらしく、結局針が抜かれる。打ち直し。え、もう一回打たれるの。「反対向いてもらってもいいですか?」って、え、今度は右手ですか。
そうして反対側を向いて、今度は右手でチャレンジ。さっきより痛くない。痛くないが、普通に痛い。今度は血を抜いている感覚がある。とりあえず取れてよかった。よかったけど、両方の腕が痛い。
結局両腕に針を刺されたので、止血バンドを両腕に巻かれるというわけのわからない姿勢で「待合室でお待ちください」と放り出されたけれど、荷物も持って出るのがちょっと大変だった。
「絶食していると血管が見えにくい」ってまあそうなんだろうけれど、絶食しろって言われたからしてるんだけどね。
結局著を抜かれていないはずの左腕のほうが出血量も多くかつ痛いというよくわからない状況になったけれど、まあとりあえずちゃんと採血できてよかった。

献血とかってしたことないんだけれど、行ったらまた今回みたいに面倒くさいことになるんだろうか。それなら嫌だな。あんまり気が進まないね。そもそも針を刺されるのが得意じゃないのに、なかなか刺さらない、血管が見つからない、というのは困るから。

 

非通知電話が掛かってきた

非通知の電話ってのは怖いもんだ。何しろ誰からの電話かわからないんだから、受け取ってみるまでどんな内容か想像することすらできないわけである。スマホ相手に掛かってくる非通知設定の電話なんて大抵ろくでもないというか、どちらかと言うと犯罪とか詐欺とかそういったことを想像してしまうから、余計に出たくなくなるわけである。本当にまともに用事があったら普通に掛けてくるんじゃないの、というような思いもある。
先日も、急に非通知で電話がかかってきた。普通に仕事をしているタイミングだったのでめちゃくちゃ焦ったし、非通知という文字を見てさらに焦った。2、3秒の間にいろいろなことを考えた。いわゆる「ワン切り」的な詐欺目的の電話なんじゃないかとか、アダルトサイト利用警告的な詐欺音声の電話なんじゃないか、とか。なので、電話を取るには取ったけれど「もしもし」とか「はい」とかすらせずに耳に当てた。
そうしたら流れてきたのは、世論調査用のテープだったので拍子抜けした。なんだ、と力が抜けると同時に、今時はスマホにも世論調査の電話がかかって来るのかと驚いた。固定電話だけのイメージがあったのだ。前に不在着信に残っていた非通知設定の電話も、もしかしたら世論調査だったのかもしれない。

でもまあ結果的には世論調査は回答しなかった。「コロナの流行により常にマスクをしている現状ですが、花粉症の症状には『今後』どのような影響があると思いますか」的な内容だったのだが、個人的には「今後」という表現が気に食わなかった。3月半ばにそんなこと聞いてどうするんだ、というわけである。1月の末とかに今後どうなるんでしょうね? と聞かれれば答えるけれど、もうすっかり真っただ中にあって、今後どうなるんでしょうね、とはどういう了見だと。もうとっくに症状など出ているし、薬の服用も3週間目である。今後どころか今もう影響出てるんで、と思ったら、ゆっくりとしたテープレコードの音声を時間をかけて聞いて選択肢を選ぶ手間が面倒にしか感じられなくなって、そこで電話を切った。仕事中だったし。

固定電話だったらナンバーディスプレイでも導入していなければ、非通知かどうかなんてわからないから気にならないのかもしれないが、スマホだと番号が出るどころか固定電話回線からの電話ならば市区町村まで表示されるわけである。非通知は非通知としか表示されないから、もはやギャンブルみたいなものだ。出るまで分からない。
まあ市町村まで表示されるとはいえ、それでも全く心当たりのない電話というのはちょっと怖いもんだ。全く覚えがないのに「石川県、野々市市」とか書いてあって、なんじゃこの電話はと思って出てみたら、通販で頼んでいたルーローハンのチルド商品欠品のお知らせを製造している工場から電話してきたとかそういうこともあるので、とりあえず出てみたら納得ということは多いのだけれども。

よくよく考えてみたら、詐欺っぽい電話ってのはほとんど遭遇したことないんだよな。でも昔架空請求の電話が本当にかかってきたりしたことはあるので、その記憶がどっかに残っているだけに警戒してしまうってのはあるだろう。でもまあ今時はそういうの、流行らないよな。詐欺っぽいメールは死ぬほど来るけど、電話は全然来ないもんな。

 

流行とアンテナ

最近、店の前を通りがかった時に人だかりや列ができているのを見てから「何かキャンペーンでもやっているのか?」と気が付くことが多い。
年初のあたりからのミスドのコラボ商品販売(ピエール・マルコリーニのやつ)が記憶に新しいところなのだけれど、何も知らないでたまたま通りがかるとその光景にはぎょっとするものがある。行列を見てからスマホを開いて検索してみたりしてそこでやっとなんか新しい商品が出たな、とか、コラボが始まったんだな、とかそういうことがわかって納得するわけだ。
アンテナを張っていない界隈の突発的な流行というのはなかなか関知できておらず、事象を目にして初めて原因を認知するという順番になっているのが現状だと言えるだろう。積極的に収集している情報以外は、なかなか認識できないんだな、ということでもある。
SNSなどでは知りたい界隈の情報はおのずとすぐに入ってきたり、あるいは誰かの反応を見てもしやと思って調べにいくだとか、そういうきっかけがあったりするものだ。ところがまあそれが世間での流行と一致するかと言われればそうではなく、あくまで興味のある界隈での流行だとかがわかるにとどまるだけで、多少全国的なトレンド等を流し見たくらいでは結構足りないものである。

マクドナルドの鬼滅の刃コラボもそうだった。なんかチラシが入ってたなくらいに思っていたのだけれど、紙クーポンとか使わないしと思ってスルーしていたら、翌日店の前に大行列ができているのを見てびっくりした。ハッピーセットのおまけが鬼滅グッズだったとは知らなくて、「いやー休日はさすがに混んでますなあ」とか1度スルーしてしまったくらいだ。
行列が1店舗だけではなく、しかも他のテナントを全部差し置いて「マックだけ」が異様に混んでいるのを見てようやく何かあるなと気が付いた。冷静に考えれば11時くらいの時点で大行列とかって変なんだよな。12時過ぎとかそれくらいに通りがかって行列になってんのはわかるんだよ、休日はもう少しピークが遅いから13時とかでもそうかな。家族連れが多いから余計にわかりにくかったけれど、朝マックの時間帯が終わる頃をめがけてみんな並んでたんだな、ハッピーセットが欲しいからって。恐るべし鬼滅の刃コラボ、である。
よくまあみんな知ってるもんだね、とは思うけれど、やっぱりそれって好きな界隈に対してアンテナを張っているかどうかってことなんだろうな。能動的に探しに行くってのももちろん大切なんだろうけれど、それはそれとして受動的に何か受け取るってのも、アンテナがそっちに立ってなかったらなかなか捕まえられないということなのかもしれない。
まあ自分の話で言えば、興味のないところにアンテナが全然立ってないので、トレンドに入っているとかであれば多少見に行ったりもするけれど、そうでなければ受動的に受け取れるかどうかなんてのは運みたいなところはある。
まあでも10年前とかと比べると、そういったアンテナを張る場所ってのがずいぶん変わったよな、と思う。Yahooのトップを眺めに行ってニュースを仕入れるなんてのはここ数年まったくやってない。考えてみれば10年前の震災の時は、揺れるや否やYahooトップの地震情報をF5で拾いに行ったのと、それから掲示板を開いていたのでそこを見に行ったけれど、今は何かあればSNSを開くのが最初に来るだろう。
情報の仕入れ方が変わって、アンテナの張られ方も変わっていっているのかな、なんて思うわけである。

 

鹹豆漿という食べ物

鹹豆漿という食べ物がある。カタカナで表記するならば、「シェントウジャン」ということになるようだ。ようだ、というのはこの食べ物が台湾の食べ物であるためだ。正しい発音は正直よくわかっていないので、とりあえずそんな感じで読むらしいのだ、と言う事だけはわかっている。
この鹹豆漿というやつは、台湾では朝ごはんとして食べられることが多い。私も、数年前に台湾に行った時に、ホテルで付いていた朝食を放棄して(もう先の2泊で行っていたので)食べに行ったことがあったが結構美味しかった。

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店が本当に現地の人向けの構えだったのでどうしようかためらったが、訪れた店自体は台北のそれなりの市街地に立地していたこともあり日本語のメニューも一応別紙で用意されていたので大丈夫だった(日本語そのものはかなり怪しかったが)。

味のベースは豆乳なのだけれど、結構長めに煮立てるためか豆乳が固形になっている部分があるくらいで癖がない味だ。そこに、ラー油と黒酢で味を調えて、ザーサイを刻んだものとか、あとなんだかよくわからないひげ根みたいな茶色い美味しいやつ(本当になんだかわからないが台湾では割とよく見るやつ)が入っていて、仕上げに油条と呼ばれる中華風揚げパンが乗っかって完成という代物である。
中華粥のイメージが強かっただけに、こういう食べ物もあるんだな、という新しい発見でもあった。

また食べに行きたいな、とは思うのだけれど昨今のこのご時世に海外に旅行しようということはできようもなく、またいつできるのか想像もつかないわけで、じゃあ何とかして日本国内で探したいな、と思うわけであるがなかなか難しい。
これは台湾のご飯全般に言えることなのだけれど、同じものを日本で食べようとすると、なんだかわからないが想像しているものとは大抵違うものが出てくる場合が多いのである。台北で適当に入った店でもだいたい想像したものが出てくるわけだからそうマイナーなものを食べたとは思えないのだけれど、それをまあ日本で探すとなるとなかなかに難易度が跳ね上がるのである。
魯肉飯がその最たるもので、同じものを探そうと思うと全く持って見つからないのである。台北なら夜市でもその辺の店でも駅構内の変なフードコートみたいなところでも同じようなものが出てくるのに不思議なものである。
ああまあ例外はもちろんある。小籠包はそんなに変わらないと思う。台北に本店のある店がそのまま進出しているというのもあると思うが、価格が日本だと異様に高いことを除けば大抵想像した通りのものが出てくる。その辺の違いはどういうところにあるんだかね。
もちろん、日本で売られているものが「まがい物」のようなものであるかと言えば決してそういうわけではないと思う。地方が違うとか、そもそも台湾ではなく中国風であるとかまあなんか理由はいろいろあるはずだ。日本向けになっていたほうが日本では受けが良いとかそういうこともあるかもしれない。それはそれで全然かまわないし、そのほうがおいしいと思うこともある、でもまあ同じものが食べたいという欲求は満たされないのでなんとかして探したいと思うわけなのだ。

というわけでカルディで見かけたこいつを買ってきた。

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これは結構よかった。本場の味にかなり近いと思う。
豆乳を沸かして付属のタレ(?)を入れるだけでだいたいそれっぽくなる優れものである。ザーサイとか入れればよりそれっぽくなると思うが、面倒だったので買わずに食べてみたけれど十分美味しかった。基本的に豆乳ベースなので優しい味になって、そこにラー油と酢が少し効いているからアクセントになって美味しい。今の季節にちょうどいい食べ物だ。
豆乳を沸かすのが若干面倒だけれど、まあ最悪レンジでやっても何とかなる。半凝固の状態にするまで熱々にするのが少々難しいが、それさえ実現できればわざわざ鍋を用意する必要はない。
まああともっと本格的にするならザーサイなり油条なりを用意してあげればそれっぽくなるんじゃないかな。とりあえず今の状態で満足しているので、刺激が欲しくなってきたらその辺も試してみようかと思っている。

 

ポイントカードのアプリをいろいろ入れてみた


コンビニで使っているポイントカードのアプリをスマホに入れた。とりあえず、PontaとTカードのアプリを入れてみた。
コンビニ等の支払いを行う際には電子マネー決済をすることが多いのだが、ポイントカードは財布に入っているので結局財布を取り出さなくてはならなくて不便に感じていたのだ。
どうせスマホで決済するならば、そのスマホにポイントカードを入れてしまえばいいじゃないか、ということで導入することにしたのだ。
早速ファミマで使ってみたけれど、結構便利に使えてよかった。画面上にバーコードを表示した状態でスキャンしてもらえばそれだけでポイント付与できるのは結構便利だ。最近、カードを自分で機械に差し込んで読み取らせるような場合も多いので、画面をスキャンしてもらえばいいだけというのはかなり便利だと思う。iPhoneSE2を使っているので、ホームボタンでの指紋認証で全部事足りるのも良い感じ。このままホームボタンのある後継機種を出していって欲しい。
ポイントを付与してもらった後はそのまま画面を切り替えて電子マネーで支払いをすればいいので、財布を出す必要もないしなかなか良いもんだ。ついでにクーポンとかもアプリ内に入っているし、ますます財布を出す機会というのは減っていく気がしている。

しかしまあこれだけ便利になると、当のスマホが使えなくなるという場合の想定というのはやっぱりしておかないと危ないだろうな、とは思う。充電が持たない場合はモバイルバッテリーを持っておいて充電できるようにしておくとか、そもそも財布を持たないわけではなく現金込みで持っておくとか。
スマホを紛失してしまった時なんかは最悪だな。不便ということもそうだけれど、パスコードや指紋認証正規ルートで突破されるかと言われれば微妙だが、悪用されかねないことは普通にあるだろうし。何でもできるぶん、ないとかなりの不便を被ることになるのはなかなかリスクでもある。

まあそ紛失は気を付けるとしても、この間家を出たときにうっかりスマホを置き忘れてきたことに気が付いたときはヒヤッとしたもんだ。財布や交通系ICは持っていたから大丈夫と言えば大丈夫だけれど、それよりも普通に家に置き忘れてしまった事実が怖い。家を出て30秒くらいで気が付いたから良かったけれど、無意識に持っているはずだと思っていてないことが分かった時のあの背筋の冷たくなる感覚はぞっとするね。
紛失系以外だと、壊した時も大変だったな。出かける約束をしていたので、なお一層のこと困ったことがある。予定通りならいいのだけれど、スマホを交換(有料)するためにショップに寄ってから行こうとしたら、その処理が思いのほか時間がかかってしまい、その後の約束の時間に遅れた時はかなり焦った。連絡を取る手段がない中での遅刻はかなりの絶望感がある。待たせるほうもそうだけれど、待つほうもそうだろう。
まあなんか、携帯が普及する前ってのは万事こんな感じだったんだろうかね、という気分を味わった。

まあそんなわけで失くさないように壊さないように気を付けて、それでも便利な部分は享受していきたい。

ところで、アプリをインストールしたのをきっかけに、財布に入っているカード類を少し整理したのだけれど、今までよりカード数が減ってすきまができてしまったのか、バッグの中で残りのカードが半分出てしまうという事故が起こった。ちゃんと見ないで手の感覚だけで財布の端をつかんだので起こった事故だけれど、まさかある程度の厚みにも意味があったんだな、というどうでもいいことを知ったのであった。
でもまあさかさまの状態で取ったらふつう落ちるか、そうかな。