言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

季節の変わり目


窓を開けて寝る。今日は少し暑かったけれど、夜になると涼しい。もう秋になるんだな。半袖で活動するのもぼちぼちおしまいだろうか。昼間涼しい時と、暑い時と、夜の気温にそこまで差がなくなってきた気がする。錯覚かな? そうかもしれないけれど、どっちにしてもずいぶん快適だ。

クーラーをつけても全然効かないけれど、それなのに窓を開けても全然涼しくない季節が一番過ごしにくい。ちょっと前までがそんな感じだった。職場のクーラーは一応稼働していたけれど、外の気温のほうが低くてあまり意味がなかった時があった。網戸がないので、窓を開けると中に虫が入ってきたりして最悪だったので結局締め切ってクーラーをつけた。部屋は蒸し暑くなった。暑い日か涼しい日か、振り切っていない日ほど扱いが難しい。やっと涼しい日がやってきたので多少良くなるだろうけれど、相変わらず網戸なしのせいで窓を開けられないので、もっとこう丁寧な感じの、ハイテクな空調管理の入っている素敵な高層ビルとかで仕事してみたい。セキュリティとか面倒そうだけれど。
家であれば、別に網戸があるので窓は普通に開けられる。ただし若干欠陥構造になっているので、全部開けるか全部閉めるかの二択しかできない。半端に開けると隙間が生まれるのだ。
全部開けて寝ると風邪をひきそうだけれど、締め切ると暑い。なんだそりゃ。まあこの窓の構造に関してはずっとそうなのでもうあきらめている。寝る前にカッカしないでできるだけクールダウンして寝るとか、まあそういうことなんだろう。風邪ひくほうが嫌だし。寝ると体温がすっと下がっていくって聞くし、実際そうなんだろう。

そういえば、雨音はしないけれど、雨のにおいがする。
雨にはにおいがあると思う。雨というよりはアスファルトに雨が浸み込んだときとか、スプリンクラーで土のグラウンドに水をまいたあととかに、立ち上ってくるにおいかもしれない。
それを感じると、ああ雨が降っているな、と思うのである。

最近短時間の降雨が結構ある気がする。ちょっと用を済ませて外に出たら地面が濡れているとか、そういうやつ。いつ降ってるかはわからないけれど、空気が湿っていてそれを感じられたりもする。
場合によってはそういう雨に遭遇することもある。ゲリラ豪雨的なものではないときは、傘を差すかどうかをためらったりする。結局折り畳み傘がカバンの中にあるのに、それを使わずちょっと濡れながら帰ったりする。差せばいいのになんでか面倒になって差さなかったりする。
雨が降って、気温が下がって。
じめっとしているけれど、真夏ほど不快な湿気では無く感じられて。

季節ってのは変わってから感じるものなのかもしれない。どこかでまだ、前の季節に自分はいるんだと思っているのかもしれない。
まだ夏だと思っているけれど、とっくにそうではないのかもしれないんだ。


まあだから、風邪をひくんだろうね。