言葉のリハビリ場

好きなことや思い出したこと、忘れていたこと、つらつらと文字にしています。

雨の音

 

毎日毎日天気がいいなとは思っていたけれど、このところは台風の影響もあってカンカン照りの日は少なかった。たまたま外にいるときには振られなかったものの、仕事中に急に外の音がうるさくなったなと思ったらものすごい勢いで雨が降っていたなとか、そんな感じであった。
毎日毎日晴れてばっかりでもきついものである。ほんの少し前まで梅雨で毎日毎日雨が降っていてうんざりしていたけれど、今度は毎日毎日カンカン照りの快晴続きで、それはそれで嫌なものである。ちょうどいい塩梅というのはないのだろうか。まあないだろうな。ないんだろう。


今の職場のエアコンが年代物で、なんとエアコンそのものの排熱装置が付いていないのでエアコン稼働時はエアコン背面の窓を開けないといけないとかいう代物である。要するに空冷式なのだ。窓を閉めた状態で使うとたぶん爆発するだろうと言われたが、年代物のエアコンってそんな感じのものだっただるか。よくわからない。おまけにこのエアコンにはついているはずのリモコンがなくて(もうとっくの昔に無くなったらしい)、本体についているボタンを押すことでしか調節ができない。一つしかないボタンを押すたびにランプが赤になったり緑になったりしていろいろエアコンの動作が変わるのだけれど、どの色がどんな機能だとか、何回押したら変わるのかとか、そういう情報が一切わからないのでずっと手探り状態で使っている。
窓を開けて使うので、虫とかが入ってこないように隙間はゴムの何かで遮られているけれど、そもそもそんな窓を開けているような状態で涼しくする効果があるのかいまいちわからない代物である。

ビルで集中管理しているエアコンがそれとは別にある(ならなおさら存在意義のわからないエアコン)から多少涼しくは感じるけれど、それだけでは足りないのでむりやり空冷式エアコンも稼働させているが、外気冷却をしなくてはならないようなエアコンに効果があるのかよくわからないまま今日に至るのだ。
それでまあこのエアコンを稼働させているときはとにかく外の音が聞こえてくる。窓が開いているのだから当たり前だ。運の悪いことに隣の隣でビルの検察工事をやっているので、結構外の音はうるさい。ついでにエアコンの稼働音も過剰にうるさい。うるさくてちょっと大きな声で話さないと離れたところにいる人には声が通じないことだってある。そんな環境で電話なんてしようもんなら「そっちなんかうるさいね」なんて言われる始末だ。もちろん雨が降るとすぐにわかる。すごい雨だな、ということがすごくよくわかる。これたぶん雷だったらものすごいうるさいんじゃないかな。今回は台風に伴っての雨だったけれど、ゲリラ豪雨とか夕立とか、そういう雷がゴロゴロ来そうな雨が降るだろうし、そうなったらどんな音がするのだろう。もっとも音なんかよりも停電の心配をしなくちゃならなそうだけれど。

家にいるときは、雨の音はベランダの手すりに雨が当たる音ですぐにわかる。金属に雨粒が跳ね返る音がすると、あ、雨だな、と気が付くのだ。カンカラカンカラカン、と軽快に音がするのが少し可笑しくもあるが、たいていは雨が降ってきてしまってがっかりした気持ちとともにその音を聞くことになるので、ちっとも笑えはしないのだ。