言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ファミレス豪遊

ファミレスって大抵メニューが豊富なので、今日はこれを食べようというのがきっちりと決まっていないときほど何を食べるか悩むものである。学生時代は財布事情も相まって、悩んで悩んで悩みぬいてこれ、と決めて食べたりしたものだ。好みと値段を鑑みて、結局いつも似たようなものを食べることになるんだけれど、そうすればするほど普段は手の届かないものにあこがれのような感情和抱いたりするものである。

大人になって、普通に働くようになってからふと思ったのだけれど、もうそこまできっちり値段を見て小銭の計算をしなくてもよいのである。もちろん財布のひもを締めることは大切なんだけれど、それでも多少値が張る食べ方をしてもいいんじゃなかろうか。
たまにはファミレスで豪遊してもいいよね?

ということで、仕事のお昼休みにファミレスに行くというのをやってみたのだけれど、目論見は失敗に終わってしまった。ファミレスのランチセットって普通に安い。普通に頼んでも安いのにセットだと余計安い。やられた。ワンコインランチで普通に満足して帰ると、豪遊どころか普通に節約してしまっているではないか。
よく考えたら、平日12時とかそういった時間にファミレスって入ったことがあまりなかったかもしれない。学生がファミレスに行くのは午後か土日だもんだ。

それならば、と今度は夜にファミレスに出かけてみる。
メニューを眺める。当たり前だが、主食になるようなものや主菜になるようなものは、ちゃんとした一食分になるようなボリュームがある。だから、例えばピザとパスタを両方とか食べられる人は別だけれど、私はそうではないので、豪遊するならサイドメニュー的なものをたくさん頼む必要があるのだ。
ところがまあお腹の限界というか、限度があるわけで。メイン1つにサイドメニュー3つとか頼んだらもうそれでお腹いっぱいである。ファミレスの食事は安くて一つでもお腹いっぱいになるように作られているから当たり前だ。

豪遊は難しい。豪遊しようと思ったらお腹のほうが持たないだろう。
例外を挙げるとすれば、お酒くらいだろうか。飲み会を開催するつもりでいろいろ頼んでお酒を飲めば、そこそこ値が張るものである。ただまあそれでも十分安い。チェーンの居酒屋とかで適当に頼んでも3千円とか行くことを考えれば十分に、十二分に安いと言えるだろう。単価を上げようにもたかが知れている。追加トッピングの類だってそんなに高くないし、単価を上げるのは難しい。高いものばかり頼んで自分が本当に頼みたかったものを頼まずに帰るのもそれはそれで本末転倒だと思うし。


ただし思いがけない伏兵もいる。単価というよりは、全体にかかわるものだ。
それは「深夜料金」。
いやはやそういうのもあるのか。でもまあそういうので無駄に割増料金を取られるのはちょっと趣旨が違うよね。単価を上げて贅沢がしたいだけなので、別に割増料金が取られたいわけじゃない。ファミレスの売り上げに貢献しても仕方がないのだ。