言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

梅雨が明けたらいつの間にか8月になっていた

梅雨が明けたら急に暑くなった。実に夏である。夏。やっぱり暑くなくちゃね、とは思うものの、一気に暑くなるのもそれはそれで困る。まあわがままと言えばその通りなんだろうけれど、なんというかこう、緩やかに変化してくれたらもっと楽なのにね、とは思うわけである。身体がついていかない。汗をかきすぎたときほど、涼しい場所に入ると急に体が冷える。汗が引いていくと熱を奪うというのは本当なんだな、と満員電車で強風の冷房に当たっていると思うわけである。あっという間にに冷えていく。不思議なもんだ。人と人と密着しているところは不快なくらい暑いのに、そうでないところはスッカスカなのかあっという間に冷える。お腹とか、それも表面だけが冷たくなっている。汗をかく時期になってから、電車の中でお腹が痛くなることが増えたけれど、間違いなく汗が気化するときに熱を奪っているせいだ。

とはいえ、最近の世の中、屋内にいればそこそこ快適である。だからこそたまの屋外が非情に暑く感じるというのもあるだろうけれど、デスクワーカーにとって外出が少ないのはこういう時非常にありがたい。駅まで少し歩いて、あとは地下街を抜けていけばいいので、空調が聞いている時間が長いのも良いものだ。あまり明るい時間には帰ることはないし。もっと暑くなると、暗くなっても暑いかもしれないけれどもどうなるだろうか。


ところで今年は梅雨が明けたのが遅かったので、あっという間に8月になってしまった感じがある。これでも平年比で1週間くらい遅いだけだそうで、いかに去年が異常だったかがはっきりとわかるだろう。昨年の関東の梅雨明けは6月の29日である。7月ですらない。7月は酷暑だった。東向きの私の部屋は朝になるとその強烈な日差しが照らしてくるので、朝は猛烈に暑くなった。カーテンが結構ガバガバなので(遮光とかではないしなんなら真ん中のマグネットがいかれてて基本的にちゃんと閉じない)日を浴びて強制起床となることも結構あった。おかげで休みの日を涼しい日中全部昼寝してしまうとか、そんな使い方をしてしまっていたりもした。暑かったのが快適になると、急にまた眠くなるものである。必要以上にぐっすり寝てしまって、今日は何もしなかったな、なんて日が結構あった。
今年は7月ずっとぐずついた天気だったイメージだった。前半は暑くないどころか寒い日もあったくらいだ。雨の降らない涼しい日は結構快適でもあったけれど、それもいつの間にかなくなり、湿度の高い蒸し暑い日が増えた。そうしたら梅雨が明けて、すぐに8月になった。あっという間感がすごい。

8月といえば学生は夏休みだろう。私が通勤に使っている電車はそれはもう激しい混雑なので、学生が夏休みに入って乗らなくなるならきっと空いてくるのだろうと思っていたが、混雑具合はどうも変わった様子がない。むしろラッシュの時間帯にスーツケースで乗り込む羽目になっていて大変そうな旅行客とかが増えていて、それはそれでカオスである。国内旅行とかだと、到着したときにちょうどお昼になるようにと設定しているんだろうな。普通の休みの日ならラッシュはないのに、夏休みといえども社会人は平日である。通勤ラッシュはいつも通りに起こり、そこに夏休み家族とのギャップが生まれているのだ。結局通勤時間の混雑度合いが変わらないのでがっかりである。

今年はお盆の時期は出勤なので、私の夏休みは少し遅い時期にやってくる。お盆は多少世の中がすいているだろうか? 快適に通勤したい。そして普通に人が働いているときに休む、そのほうがいろいろ効率がいい気がする。まずは暑い夏を、8月を乗り切らないと。