言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

いつの間にか海の日が終わっていた


海の日というともう勝手なイメージで20日とか21日とかそういうイメージが強い。実際2003年までは20日だったわけだし、まああながち間違いでもないだろう。それが今年は15日である。15日に海の日。なんかまだ夏っぽくもないのにもう海の日だなんて言われると調子がくるってしまう。今日くらいの日が海の日じゃないのか? なんて思ってしまう。

気になったので数年分調べてみたけれど、2016年の海の日が18日だった。17、16、15(今年)ときて来年は23日。去年はもうこの時期には苛烈なぐらいに暑かったから気にならなっかっただけで、実際最近は結構早めの日取りだったのだ。来年は23日だけれど、これは暦とかではなくて純粋にオリンピックの開会式の前日だからとかそういう理由らしい。そうかもうオリンピックもあと1年なのか。


小学生の時なんかは「海の日が来ると夏休みが来る」と思っていた。実際そんな感じだったと思う。海の日の前日くらいが夏休み前最後の登校日。荷物をたくさん持って帰ってくる日だ。
夏休みの宿題といえば植物の観察日記だけれど、アサガオとかオクラとかホウセンカとか鉢植えごと持って帰ってくるのって結構大変だよね、と今になっても思う。入れ物がいくらプラスチックとはいえ、土は純粋に思い。土だぜ土。みっちり詰まってるじゃないか。
計画的に持って帰るタイプではなかったとはいえ、鉢植えを持って帰るというのは結構大変な作業である。一回バケツに入れた稲だったこともあって、ものすごい重かったことがある。バケツにみっちり土が詰まっていたらそりゃまあ重いよねと。家で育てて夏を超え、学校に持っていったら全部鳥についばまれてしまった悲しい稲である。なんで鳥対策してないんだ。米粒から育てて重い思いをして持ち帰って、あげく鳥の餌とは。

 

海の日が過ぎれば夏休みが来るというようなことはもうないし、なんなら夏休み≒お盆の夏季休暇くらいだろう。今年はいろいろあってそれもまとまって取れなそうだ。まあ夏季休暇として休める4日を自由に振り分けられるのは悪い話ではないと思うけれど。
海の日はすっかり区切りの日ではなくなってしまった。私にとってもそうだし、もしかしたら世の中の小学生とかも最近は夏休みが少ないし、海の日は区切りでも何でもない普通の祝日になっているのかもしれない。
季節の移り変わりと、暦と、実際の生活とはだんだんずれていくもんなんだろう。そしてそれが新しい感覚というか常識のようになっていく。私が勝手に海の日くらいで夏休みになるよな、と思っているだけで、昔はそういうわけでもなかったかもしれないし。

やっと少し夏らしくなってきたかな? と思いつつも、なかなか梅雨が明けなかった年も確かにあった。結局梅雨が明けていなかった年もあった。今年はどうなんだろう。ちゃんと夏がやってくるには梅雨が明けてくれないと困るな。海の日はもうとっくに過ぎてしまったけれど、暑くて日差しの強い日がやってくるのだろうか。