言葉のリハビリ場

好きなことや思い出したこと、忘れていたこと、つらつらと文字にしています。

炭酸泉


この間が初めてではないのだけれど、炭酸泉というものに入った。わりと流行っているらしく、名前はいろいろな所で目にするのだけれど、実際ちゃんと浸かってみて驚いたのだ。肌触りがとてもひんやりと、なんだか全然熱くないお湯のように感じて驚いた後、ずっと浸かっていたら身体がすごく温まったのでまた驚いてしまった。


入ったのは出かけた先での、スーパー銭湯でのことだった。人の家に遊びに行った時になどに良くあるパターンで、家のふろをみんなで使うのもあれだから、スーパー銭湯に出かけよう、となるやつである。今回もそれだった。


スーパー銭湯の大浴場、それも内湯の一番大きなお風呂が炭酸泉なパターンは初めてのことだった。何度か炭酸泉と言うものには浸かったことがあるのだけれど、あくまでメインのお風呂と言うわけではなくそのほかのバリエーションの一つのような扱いのものばかりだった。だから気がつかなかったのかもしれない。

炭酸泉の肌触りと言うかファーストインパクトは「ひんやりしている」感覚である。冷たくはなく、なんだか温い感じのお風呂なんだな、と思って浸かっていると、不思議と身体の内側から熱が湧き出てくるような、そんな感覚に襲われるのだ。温度は高く感じないのに、お湯よりも身体の方が温かくなっているような感覚である。なんとも不思議な体験であった。

炭酸はどこか鈴重人言うか、ひんやりとした肌触りを持つと同時に、どうやら血行を促進してくれる効果があるらしい。それが上手く合わさって、温(ぬる)く感じるのにじんわり温(あたた)かくなるような感覚を生んでいるのであろう。今まであまり長く入らないでいたのがもったいないくらいだったということに、この時初めて気が付いたのだ。


それまでは炭酸泉と言うのはなんとなくしか知らない存在だった。身体に一杯泡がついて面白いお風呂だな、くらいにしか思ってしかいなかったくらいには意識をしたことのない存在だったのだ。気がついたり理解したりするとがぜん意識するようになる。そういうもんなんだろうか。


炭酸泉は入った瞬間の感覚がなんとなくひんやりとしているので、あまり水風呂との相性は良くない気がする。熱くて汗が出てくるような風呂と水風呂の相性はすごく良い。だから、水風呂と、熱いお湯と、それから炭酸泉と3種類あるとたぶんすごく良いんだと思う。初めは炭酸泉でじっくり芯まで温まって、それから水風呂と熱いお湯を往復してみたりしたら、真冬とかはすごく気持ちが良いんだろう。
いろいろ新しい技術とか、あとは流行りだとかがあって難しいけれども、出かけた先なんかでであったお風呂なんかで発見ができると面白いものである。