言葉のリハビリ場

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ランチで焼肉を食べる

ランチの焼肉というのはとても気分がよい。自分で焼いて食べるタイプのランチ焼肉定食は、値段はそれほどかからないのにもかかわらず、非常に満足感があって良いものである。


実は最近、会社の近くにランチで焼肉ができる店を見つけてしまったのだ。肉も普通のランチより多いし、ご飯と味噌汁のお替り自由。味噌汁はなんと豚汁である。サラダと小鉢もついてくる。それで850円だとか言われたらもう笑いが止まらない。すごいじゃないかと。


ご飯のお替りが自由であるというのはトラップである。店が悪いのではない。自分の意志の方が悪いのだ。まして焼肉とくればついうっかりご飯を食べてしまう。最近あまり食べすぎないようにしようだなんて思っていた矢先のご飯お替り無料の焼肉定食なんて、風前の灯火を何とか保ってきたのに水をぶっかけて消してしまうような、そんな存在である。

ところが、うっかり頼んでしまっても後からそんなに後悔しない。普通は食べすぎると後悔するのだけれど、それくらいを覆す力はランチで食べるこの焼肉にはある。そう思っている。

なのでご飯をお替りする代わりに豚汁をお替りするという手法を取るのもいいだろう。汁物は満足感がある。豚汁だから具もたくさん入っているし。

ただし、ご飯は無くなることはないけれど、豚汁は往々にしてインスタントのわかめスープに変更される。これは豚汁がランチ時限定であるかららしい。昼の分がなくなればそのあとはとりあえずつなぎでわかめスープとなるのだろうけれど、まあ仕方がない。別に嫌いではないし。


ランチの当たり外れというのは結構重要だ。その日のお昼ご飯を「外して」しまうと、午後のやる気にモロに関わってくる。逆に素晴らしいお昼ご飯と巡り会えたのならば、仕事の効率が上がるかどうかは別にしても下がってしまうことはまずないだろう。

そうじゃなくても食事は1日3回くらいしかないわけだし、そこで大外しする機会損失は計り知れないものなのである。


焼肉ランチで大当たりするというのは素晴らしいことなのだ。好きに焼いて好きに食べて好きに帰ればいい。それくらいでちょうどいい。

問題があるとすればにおいが服や体につくことだろう。密閉された室内とかで仕事をしているときにはあまり向かないかもしれない。

まあ私の場合はそれでも窓を開けるなりなんなりしながらさりげなく換気して、ごまかしているけれども(ごまかせているかどうかは知らない)。

 

昨日も昼から焼き肉をした。


贅沢をした感じがするのに850円。同じ値段で、よくわからない適当な居酒屋ランチもできるけれど、私は焼肉の方がずっといい。特に会社周辺の居酒屋ランチの満腹感はどうも快いものではないからだ。

たぶん、揚げ物が多いとか、その揚げ物の質が悪いとか、作り置きだとか。ご飯も古いお米を使ってるとか、とにかく濃い味付けでごまかそうとしているタイプとか。

まあ要するに居酒屋ランチは玉石混交過ぎるのだ。メニューも、店そのものも。


肉を焼く。

食べる。

自分の好きなように食べる。とても良い。

 

最近行っている850円焼肉ランチの店は、なんと近くに姉妹店があるという。ランチメニューは全く同じだ。値段も中身も全く同じである。混雑しているときが多いから、そういった選択肢があるのはとても嬉しいものだ。

 

 

私はたぶん痩せられない。