言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

行った場所の話

去年の6月に「行きたい場所」について書いた記事があるのだが、そんな事はもうすっかり忘れて半年以上の月日が経ってしまった。今更ながら読み返して見ると、なるほど中身は忘れていもさすがに自分の手で書いた文章である。結構実現していて面白いものだ。

fwbc0416.hatenablog.com

 
優先順位が一番高かった宇治への旅行は、秋に実現した。とんでもない旅行だった。平等院鳳凰堂以外にまともな観光はしていない。ずっと『響け!ユーフォニアム』のアニメ映像と比較しながら同じ場所同じ角度で写真を撮ることに執心していたからだ。逆に言えば、本編で出てこないのに訪れた場所は泊まったホテルと平等院鳳凰堂くらいなのだから、いかに平等院が偉大かということだ。もっとも、平等院も「10円玉の聖地巡礼」と言えなくもないので、どうしようもない。そういう性なのだ。天ケ瀬ダムまで往復3キロくらい歩いてみたり、黄檗駅から1キロくらい丘を上って舞台になった高校のあたりまで歩いてみたり、三室戸駅近くの宇治川の水道橋の下に座ってみたり、さらには明かりの全くない大吉山に真っ暗になってから夜景を見に行ったりととにかく歩いた旅だった(この日3万5千歩を記録している)。さすがに足が疲れたものだ。
そういう旅行も実によいものである。

宇治の次に挙げられているのは稚内である。日本最北端の地。先の記事にも書いたが、稚内も検討はしたのだが、いろいろ考えた挙句稚内ではなく根室なった。本土最東端という場所である。
前日夕方に根室に入り、当日は車を借りて納沙布岬に行ってきた。そのまま釧路まで戻って、駅前の和商市場の牡蠣を食べて当たって腹を壊した。蒸牡蠣なのにたぶん蒸しが甘かった。だって味が生だったから。

納沙布(ノサップ)岬と野寒布(ノシャップ)岬とでは前者が根室で後者が稚内である。紛らわしい。ちなみに納沙布岬は本土最東端だが、野寒布岬の方はこれまた間違いやすいのだが本土最北端ではなく、宗谷岬が最北端である。
稚内根室もどちらも行きたい場所だったので、結果的に根室が先になっただけで稚内もそのうち行く事になるだろう。ただ、特急宗谷に乗りたいという願望があるので、その兼ね合いが大変である。7時半札幌発、稚内12時40分着。下りはこの一本だけなので、前の日に札幌に入ってないといけないだろうしうまく日程を合わせないとと思ってずるずる行けずにいるのが実態だ。とりあえずこれは夏あたりに行こうと思っている。


そして宇治、稚内以外にとりあえず名前だけ挙げた場所がいくつかある。書いた中で、南伊豆(雲見をカウントしていいかはかなり微妙だが一応)、函館、台湾は行く事ができた。只見や徳島は行けていない。只見はともかく、徳島は実はかなり前から考えてはいるのだが、どうも実現しておらず、今年こそは、という思いでいっぱいである。

47都道府県で宿泊をしたことがない残りの県が2つだけあって、それが徳島と香川なのだ。どちらも足を踏み入れたことはあるが、寝台特急サンライズ瀬戸で早朝に到着して、泊まりは高知だったので宿泊してはいない。徳島と香川の2泊3日の旅、これをしてしまえば全県宿泊制覇となるので、これこそさっさと済ませるべきなのだろう。2019年、今年はまずここから始めてもいいかもしれない。

そういえば、全国に53か所展開中のコンフォートホテルの制覇もじわじわと無理はしない程度に進めているのだが、
釧路、北上、仙台西口、山形、天童、郡山、前橋、成田、岡山、呉、新山口、小倉
とこの12か所なので、22%制覇とまだまだである。コンフォートホテルの方をライフワークと呼ぶのにはいささか抵抗があるが、気長に泊まって行けたらいいなと思っている。