言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

忘れていました台風を

とんでもなく風の強い台風がやってきた。窓が壊れてしまうんじゃないかと思うくらいすごい音が何度もして、夜中の間中ひっきりなしに続いたもんだからびっくりしたし参ってしまった。家が揺れているような錯覚さえ抱いた。だから部屋の中でも出来るだけ窓ガラスから遠い位置に布団を持っていってそこで寝るなどしたが、とりあえずガラスが割れることはなくて済んだ。
でも夜中に網戸が風で動いて変な音を立てるのは別の意味で怖すぎるからやめてほしいね。せめてゴミ袋がガサガサいうくらいにして欲しい。

もう一つびっくりしたのはNHK。0時過ぎたらアナウンサーがいなくなって、何やらお洒落なBGMが流れ始める。でも映っているのは台風情報。働き方改革ってやつですかね。でもなんかシュールで面白かった。


小学生くらいの頃は台風が来るのは楽しみだった。台風というのはテレビの向こうの出来事で、もっと言えば窓の外の出来事でしかなかったからだ。外で横殴りの雨が降っていて、やばいね大変だねと言っていればよかったからだ。むしろ感心事と言えば家の周りの地域に暴風警報が出ているかどうかであり、朝から台風が来てくれれば学校は休みになるわけだから朝一番にテレビを見て警報が発表されるのを今か今かと待っていたわけだ。
とはいえ記憶している中では小学生の時は暴風警報が出て学校が休みになった事は1度くらいしかなかったように思える。だいたいがっかりしながら支度をして出かけて行ったものだった。

中学生のころにはテスト期間に台風が来て面倒くさいことになった。わざわざテスト最終日である金曜日に台風が来てしまったのである。テスト後の土曜日に遊びに行く予定だったのに、月曜日にテストが延期されてしまったからさあ大変。どうでもいい科目が残れば良かったものの英語なり社会なり普通に対策に必要な科目が残ってしまったため遊びにも行けず3日間勉強をだらだらと続けなくてはならなくなってしまった、嫌な思い出だ。もう少し別のタイミングで来てくれれば万事解決なのに、なんて思った者である。中学生の時は体育祭に台風がもろかぶりするということもあったので大概私は「持ってない」わけである。

思い返してみれば高校生の時も文化祭の最終日に台風がやってきた。そうして後夜祭だけが中止となったのである。後夜祭のステージに出る予定があったので結構がっかりした記憶がある。高校3年生の文化祭の後夜祭なんて一番楽しいはずなのにね、と。これに関しては自分よりもまわりがすごくがっかりしていた記憶がある。有志で真の後夜祭みたいのもやったらしい。私は行かなかったけれど。行けば良かったかな。